『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第34回-

2016/5/19 木曜日 - 23:53:39 - タグ:

婦長さんの「新ちゃんお願い作戦」は、弱った虎先生と新を二人きりにしてお互いの素直な気持ちをさらけ出させるだけでなく、同時に院長先生の新に対する心証を良くするという、一石二鳥の素晴らしい作戦であった。
もちろん作戦を成功させるには新の家事能力が必須であるし、新は期待を上回る活躍をみせた。
 
 
夜勤帰りのお母ちゃんに婦長さんが新の働きぶりを報告した。
3401
「ただね、縁結びの神様がなんとなく虎先生と新ちゃんのまわりを動き出している。どうもそんな気がしてならないのよ。好きになるってことは自然なことでしょ。運命がそういうふうに動き出しているとしたら、友さん、逆らったってだめよ」

もしも縁結びの神様がいるとしたら、きっと、いつでも他人を気遣える落ち着いた、趣味はLP収集の優しい女性なのではないか。ま、婦長さんのことなんですけどね。
「逆らったってだめよ」の言葉が頼もしくていいなあ。
 
 
新が作った朝ご飯が豪華すぎる。
・ワカメの味噌汁
・キュウリと蟹の酢の物
・タラコの焼いたの
・いり鶏
ちょっと新さん!朝っぱらから手間をかけすぎでしょ!
これ普通?普通じゃないよね!?こんなに作らないとお嫁さんになれない!?

虎先生も起きてきた。お腹が空いたという。ご飯を部屋まで運びましょうかと新は気を回すが、虎先生は食卓で食べるからと断った。

3403
「いま顔洗ってくるからな」

虎先生はアレですよね。「すぐ帰るからな」といい、ちょいちょい新に対して亭主気取りの喋り方をしますよね。
 
二人揃ってダイニングを出て行く後ろ姿を見やる院長先生。
3404

虎先生の朝ご飯を見て
「半熟卵か……」

院長先生は、どこぞの保育園の園長先生よりも勘が鋭そうだ。
 
 
朝ご飯を食べた虎先生に「旨い」と言われて嬉しそうな新。
3405
褒められて素直に喜ぶ新くんはレアですよ。虎先生しっかり眼に焼きつけておかないと!
 
 
どうした広道、ホゲーッとして(十七子は実家に帰省中)
3406
広道は全然自覚してないっぽいけど、十七子に惹かれているのかもね。
自分自身の気持ちに鈍感な男に惚れると苦労するよー。まあ十七子だから広道がどうあれ勝手に楽しんじゃいそうだけど。
主人公の恋の相手役としては、広道みたいな恋愛感情に鈍いパターンが多いんじゃないかな。『ありがとう』のCMもそんな感じ(新は虎先生が好きだけど、虎先生の気持ちはわからない)。
最初っから新くん好き好きでデレデレしている虎先生が稀少なのだ。
 
 
広道は虎先生の具合を診るついでに昨晩の新くんの様子を伺う。
虎先生は新くんがいかによくやってくれたかをくどくどと説明。
「とにかく優しかったんだよ、ゆうべから。いつもの彼女らしくなかったよ」
「案外それが本当の古山くんかもしれんぞ」

3407
「俺もそう思うんだ」

虎先生は小林知子さんとの縁談を断ると明言した。

「古山くんと結婚できなくてもか?」

3408
「ああ。やっぱり自分の気持ちに忠実でありたいよ」

ようやく虎先生の腹が決まった。
 
 
鉄之介が遅れて登場。ゆうべ新が虎先生の看病をしたときくと
3409
「古山くんじゃダメだな。僕の小雪さんにきてもらえばよかったね」

これが虎先生の逆鱗に触れる。
3410
「おまえ、下手なことを言うとぶっ飛ばすぞ。おまえの女房が日本一だと思うな馬鹿」

直後、新が部屋に入る。
「サンドイッチつくったものですから、召し上がっていただこうと思って」
「おいしそうだねえ」

虎先生の声色が変わりすぎw
新が「下にもサンドイッチをご用意してますから」と勧めているときにはニコニコきいていて
3411

広道と鉄之介がグズグズしていると
3412
「おい、下いけよ!」とせっつく。
虎先生の豹変ぶりがすごい。
 
 
邪魔者がいなくなったところで。
新くんが「卵でしょ、ハムでしょ、キュウリでしょ」と一生懸命説明しているのに
3435

虎先生は途中からサンドイッチじゃなくて新くんを見ているから。
3436
3437
 
 
清拭をしようとする新と遠慮する虎先生が揉み合い
3413
| ゴロゴロ
|r’⌒X⌒ヽ ∩゙⌒゙、⊃
|ヽ__乂__ノ (。Д。)⊃ モファ

1日ぐらいお風呂に入らなくたっていいじゃんって思っちゃったんだけど、まだ8月でしたね。それに高熱で汗もかいたろうし。
結局、清拭をすることにしたようで、新が虎先生の背中を拭いてあげながらしみじみと
「痩せちゃったわね……」
いやいや、たった1日じゃ痩せませんて。
一晩熱を出しただけで痩せる風邪だったら、何度でもかかりたいもんだ。

二人きりで清拭なんかやっていると当然こうなりますわな。お約束。
3414
3415

出て行ってしまった小林知子さんを新が追いかけて引き留めた。
小林知子さんは十家に戻り虎之介に別れを告げるのだった。
3416
見事な引き際でした。
いろいろやらかしてくれている水戸さんに比べると、仙台からとんぼ返りした程度の小林知子さんは気の毒だなあとは思う。
新に妬かせるために、電話で「知子さんは着物が似合うから~」とか言っちゃってたしさ。新を煽るために利用しちゃってさ。この点に関しては虎先生は酷い男だよ。
そもそも小林知子さんとの縁談がなかったら、虎先生は未だに結婚も意識せずにグズグズしてたかもしれないよ。
 
 
小林知子さんとすれ違いに広道が入ってきた。
縁談が破談した虎之介に「頑固だな、おまえも」と笑いかける広道に

3417
「だって子どもの頃からずっと好きだったんだもん。いまさら変えるわけにはいかないんだ」

第1回から虎先生の態度が新にデレデレだったのは明らかでしたが、虎先生が新をいつから好きだったかは言及されてませんでした。
子どもの頃からと明言したのはこのときが初めて(のはず)。
後づけ設定かな?と思えなくもないけど、二人の遠慮のないケンカっぷりからして長いつきあいのようにも見えますね。
 
 
 
さあ~~って、ここまで既に長々と書きましたが、今回のクライマックスはいよいよここからですよ。
 
 
広道から虎先生が再び発熱したときいて十家に戻る新。
3418
「ご気分いかがですか?」
「うん……苦しいんだよ。なんだかこう、熱っぽくて」

この虎先生の声色が妙に色っぽくて恋の病だとか言い出すのではないかとハラハラした。
 
 
「どうだ、熱があるか?」
3419
「ありゃ!?」

まあ仮病だったようです。新に知らせに来た広道も一枚噛んでたということで、広道はそこそこ融通がきくらしい。
 
 
虎先生は新のおでこのたんこぶに気づいた。
「痛くないのか?」
「知りませんね」

3420
「なめてやろうか」
「バカバカしい!止めてくださいよ!」

なめてやろうかが卑猥に聞こえてドキッとしました。ケンカで遠慮なくポンポン言い合いしている2人ですが、色恋方面のきわどい言葉はありませんでした。「なめてやろうか」は2人の不可侵境界を踏み越えてしまったように思えます。
そりゃそうだ。だって虎先生は腹を決めたもの。新くんのおでこをなめるくらいで怯んでたまるか。
 
 
3421
「新くん、俺のかみさんになってくれないかな」

3422
「好きだったんだよ。子どものときからずっと」
 
 
新が驚いてジタバタして花瓶を落としてコミカルなBGMが流れているのに
3423

虎先生はコミカルな空気に流されずに、うつろな瞳で新を見つめていた。
3434

次回につづく! 
 
 
プロポーズの言葉そのものよりも、絞り出すような声で「好きだったんだよ。子どものときからずっと」にグッときました。ずっと言えなかった言葉だったと思うんですよね。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第33回-

2016/5/18 水曜日 - 22:32:42 - タグ:

いつも通りの朝だった。

いつものように軽快に会話をし
3301

三鷹に夜勤にいくお母ちゃんを見送る。
3302

だけど虎先生は体の調子が悪そう。
3303
これがすべての始まりだった。
 
 
婦長さんが院長先生に探りを入れる。いい加減な情報を拡散する家政婦のきみはアテにならない。自らの耳と目で正確な情報を手に入れるのだ。
3304
「虎先生のご縁談、お決まりになったんでございますか」

「そりゃまだなんだ。どうも虎之介がはっきりしないでね。虎之介がもう少し積極的に知子さんと付き合ってくれるといいんだけどね」
3305
そりゃそうでしょうとも。
婦長さん、含みのある表情だ。
 
 
熱が上がってきたのか、ふらふらとした足取りで虎先生が看護婦室に訪れる。
3306
「新くんは?」
「もう帰りましたけど。なにかご用ですか?」
「帰ったんならいいんですよ」

虎先生はなんの目的で新を探しにきたんだろうね。
もう既に朦朧としていて、新に会いたくなってしまったのかね。
第3回で落ち込んだときも新を夕食に誘ったっけ。弱ったときに会いたくなるって、虎先生は新じゃなきゃダメなんじゃん。諦めるとか諦めないとかの次元じゃないでしょ。
いじらしいなあ。
 
 
こんなときに限って、龍之介先生とマー坊が京都に出発し、院長先生は小林博士と会合、きみさんは水戸へ、鉄之介夫妻は新宿へ。
失恋寸前(と思い込んでいる)の虎先生の前で何を食べようかイチャつく夫婦。
3307
「なんだい、好きなもん食ってくりゃいいじゃないか」

いまは悪態をついてますけど、いつの日か虎先生も新くんとイチャつけるといいですね。
 
 
誰もいなくなった十家に婦長さんが検温にきてくれた。
3308
このあとの婦長さんが神。
 
 
婦長さん無双その1
新に虎先生の看病を依頼します。
3309
「困ってるのよ。新ちゃん、手伝ってもらえないかしら」

新は腰がひけていますが婦長さんは引き下がりません。

「小雪さんにお願いしようと思ったけど、お二人でどこかへ出かけちゃったらしいのよ」
「水戸さんは?」

3310
「水戸さんは虎先生が窮屈だっておっしゃるのよ」
(※この時点で虎先生は婦長さんが看病を打診していることを知りません)

婦長さん容赦ないわー。水戸さんをバッサリ切り捨ててくれたわー。
虎先生が心のままに行動しても水戸さんが邪魔でダメだとカマボコ事件で痛感したのでしょう。

スカッとした!心の底からスカッとした!
「虎先生が水戸さんを窮屈だと言っている」と新に伝えてくれたのが(たぶん虎先生はそんなこと言ってないけどw)素晴らしい。新は水戸さんに遠慮することないんだよ。あんな「嘘」「大げさ」「紛らわしい」水戸さんなんか最初から相手にしてないんだってば。
第25回で広道に新くんのことを「変にベタベタしないでサッパリしてるだろ」と評していたけど、変にベタベタしているのが水戸さんですわ。
 
婦長さんが神なのは、「困ってるのよ」と新に強引にお願いした態でいること。新が変な遠慮をせずに済むように、「お願い」「助かるわ」と婦長さんのゴリ押しを装っている。
 
 
婦長さん無双その2
3311
「今夜、古山さんを付き添わせますから、ごゆっくりお休みください」
を、新がいないときに言ったこと。

虎先生の表情が露骨に変わるし、広道も嬉しそうだし、虎先生の気持ちがバレバレですからね(今までバレてないのがおかしいくらいだが)。
3312
3313

「ちょうどよかったんですよ。友さんが今日は留守なものですから新ちゃん1人で寂しがってたんです」

婦長さんは、あくまでも不可抗力の態を貫く。
舞台は用意しましたよ。余計な口出しはしませんよ。あとはあなた方でなんとかしなさい。ということなんでしょうねえ。

婦長さんが素晴らしいのは、ちゃんと虎先生の縁談の進み具合の裏付けをとっていること。
どいつもこいつも(万希男、インチキ断食前の十七子、きみ)思い込みで暴走するからムカムカするんだけど、婦長さんはこんな下世話な連中とは別次元にいらっしゃる。
 
 
虎先生がめちゃくちゃ嬉しそう。
3318

「虎之介、古山くんよかったな」
3319
広道も言う言うw

3320
虎先生、心の底から嬉しそう。

 
 
熱のせいか虎先生が積極的。
布団を掛けた新の手をグッと握り
3316
そのまま眠ってしまう。
3317
さすが『ありがとう』のヒロイン(虎先生)はあざとい。
 
 
ちょっと気になったのはお茶漬け。
3314
お茶漬けを用意するのも手間がかかっている雰囲気。昭和40年代はそういうものだったのかな。今だと永谷園をふりかけてお湯かけてで済んでしまうのだけど。ちゃんと作ろうとすると奥が深かったりする?
 
 
 
婦長さん無双おまけ
新が虎先生の看病をしていることをお母ちゃんに伝える。
3315
「大丈夫でしょうか、新」
「大丈夫よお。わたしもときどき見に行ってるし、虎先生は9度近くも熱のある病人なのよ」

婦長さん、マジ顔してなに言ってんすか。
虎先生をケダモノ扱いw
お母ちゃんはそんな生々しい心配(新が虎先生に襲われてしまう)はしていないと思います……。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第32回-

2016/5/17 火曜日 - 22:56:34 - タグ:

待ちに待ったカマボコ事件だったから、楽しさが伝わるように言葉を尽くして書いても書いても全然足りない。この面白さ、どうしたら伝えられるのだとBS12の『ありがとう』サイトを見てみたら、あらすじが最高だった。

虎之介が何の気なしに箱根のかえりみち買ってきて、古山家のドアにぶらさげておいたカマボコは、まわりの人たちに、いろいろな影響を及ぼした。

 
 
カマボコ1本でえらいことになってしまった。いや、1本しかないからえらいことになったのだ。
3201
水戸さんが1人で大騒ぎしてしまって、という論調。
桃も「わたしたちもカマボコをもらおうがもらうまいがどうってことないんですけど」と言っている。

水戸さんが最初に1人で騒いじゃったから周りが引いているけど、もしも水戸さんが大騒ぎしなかったらみんなが「どうして古山さんだけ?」とヒソヒソしていたかもしれない。
最初に誰かがぶっ壊れると周囲は冷静になるというパターン。
 
 
水戸さんとうとう泣き出しちゃった。これは引くわー。
3202
友達のよしみで広道まで巻きこまれとる。

「虎之介くんはね、なにも深い意味で古山くんにカマボコをあげたわけじゃないんだよ」
「そうなんだよ。ついうっかりしてね」

深い意味はない、うっかりした、だからこそタチが悪い。
結婚指輪をカマボコ指輪というから、古山さんにだけカマボコをあげたことが気になって仕方ないとシクシクメソメソ。
水戸さんを怒鳴りつけそうになる虎先生を広道がなだめて外に連れ出す。
もしかしたら虎先生は、新に負けず劣らずの怒りっぽい性格なのかも。
 
 
3203
「まずいよ、こりゃー」

困り果てた声と表情の広道がいい。

「これはハッキリしなきゃマズイんじゃないか」
「ハッキリしてるんだよ。俺にはその気があるが、向こうにその気がないんだから」
「じゃあなぜ未練たらしくカマボコを届けたりしたんだい?」
「俺にもよくわからんなあ」
「カマボコひとつで女の関心が買えると思ったのか?」
「そうじゃないよ」
 
 
そんなに虎先生を責めないで!
虎先生は何も考えてなかっただけなのよ!
それから虎先生、いつまでたっても恋愛でモジモジしている理由を「向こうにその気がない」って新くんに責任をなすりつけるな!
それから、「俺にはその気がある」のその気ってどんな気?
 
 
「広道たのむよ、上手く収めてくれ、な!」
3204
無茶ぶりすんな!
まあ、虎先生が水戸さんの前に出て行ったところで「水戸さん好きです」以外の台詞は聞く耳持たないだろうからな。
 
 
事態の収拾をはかるべく、十家の長男・龍之介先生が颯爽と登場。
3205
腕まくりまでしちゃって何ごとだ。カマボコ騒動だ。
わたしは、この場面で声を出して笑っちゃいましたよ。午前6時10分にゲラゲラ笑った。

龍之介先生が手ずから1人1人にカマボコを配ってまわる。
3206
「虎之介からのお土産だ。黙って受け取ってくれないか」

龍之介先生があんなに一生懸命なのだからと、みんなも「虎先生からカマボコをもらった」と口裏を合わせることにした。
3207
水戸さんも納得してようやく一件落着。

……と思いきや
3208
「カマボコがどうしたって!?」

小雪さんに促されてカマボコをもらいにきた鉄之介に龍之介先生が大激怒。
女房に尻に敷かれて情けないと説教。
3209
3210
大真面目に説教しているのに、食卓の上でキレイに3つ積まれたカマボコがおかしい。くじ引きの景品か、サンプルか、先着3名様にプレゼントみたいだ。

女房教育についての説教で、内容について言いたいこともあるけれど、理屈っぽい話をしても白けてしまうので止めておく。
ただ、これだけは言いたい。虎先生は龍之介先生の尻馬にのっちゃって偉そうにご高説垂れてるけれども、まずは新くんにプロポーズしたまえ。話はそれからだ。「向こうにその気がない」ってグズグズ言っちゃってる虎先生はリングに上がることさえ許されないんだぜ。

説教が終わり
3211
「あいよ、カマボコ」

なんだかんだいっても弟にやさしい。
龍之介先生はきみさんに新宿までいってもらって、小田原で売っていたものと包装紙まで同じものを買い集めたそうだ。

3212
「おまえの古山君に対する気持ち、よーくわかったよ」

さすが長男、龍之介先生。お見事でした。
 
 
婦長さんとお母ちゃん
3213
「だからもうカマボコのことは心配しないで」

なんてシュールな台詞なんだ。
婦長さんはカマボコ事件で虎先生の気持ちに確信をもったようだ。そして水戸さんの大騒ぎっぷりも目の当たりにして何を思っただろう。
 
 
<次回予告>
いままで動かざること山の如しを貫いてきた婦長さんがいよいよ動く!
虎先生の看護を新に依頼。腰がひけている新に、十家はみんな不在、鉄之介夫婦も不在、と畳みかける。
極めつけは
3214
「水戸さんはね、虎先生が窮屈だって仰るのよ」

次回、婦長さんの神采配が冴えわたる!

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-番外編 CM-

- 20:31:12 - タグ:

毎朝6時からBS12で『ありがとう』を見ていたわけですが、何の気なしに30分ぐらい前にテレビをつけたら、なんと『ありがとう』のCMが流れているではありませんか!気づくの遅かった!悔しい!

ナレーターがハイテンション。

cm01
cm02
cm03
毎週月曜から金曜あさ6時といえば!
BS12チャンネルで放送中のテレビドラマの金字塔『ありがとう』

cm04
十病院に勤める看護師の新。

cm05
院長先生の次男虎之介先生がどうしても気になっちゃう!

cm06

cm07
先生に一途な美人の恋敵もいるし、

cm08
鬼のお友も気が気でない!

cm09
cm10
cm11
え!? 虎先生、もしかして!?

cm12
『ありがとう』第2シリーズ毎日放送中
お見逃しなく!

 
 
CM見逃してたよ!
改めて再編集されると楽しいな。
「新は虎之介先生がどうしても気になっちゃう」って、虎先生がきいたら小躍りしそうだわ。
それに「あんちくしょう」と思いながらも新くんが気になってしょうがないのは虎先生ですわ。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第31回-

- 0:17:59 - タグ:

第28回で広道に「(新くんを)諦めたほうがいいみたいだね。まるで脈なしだよ」と言ったけど諦めるとは言ってないし、第27回で章子さんに「彼女どうも僕のこと好きじゃないみたいなんですよ」と言ったけど、そんなの関係ねえ。
虎先生がナチュラルに心のままに行動する第31回。とうとうカマボコ事件発生です。
 
 
院長先生の誕生パーティーの宴もたけなわ。
3101
虎先生が小雪さんに「なんだよー」と言ってる声が聞こえますがなにを話してるんですかね。
 
 
院長先生に命じられて虎先生が小林知子さんを自家用車で箱根まで送ることになった。
3102

虎先生は新くんを見やり、新くんも目線を返す。
3103
3104
新がツンツンすることもなく

「いってらっしゃい」
「すぐ帰ってくるからね」

なんだこの会話ww
虎先生の家はどこよ? どこに帰るつもりなのよ。虎先生の家は十家で、新くんの家は春秋荘ですよ。

第17回の慰安旅行の出発のときにも「すぐ帰ってくるからな」と言って十七子に「亭主みたいな挨拶しなさんな」と突っ込まれてたけど、今回はみんな酔っ払っちゃってツッコミ不在。

虎先生の「すぐ帰ってくるからね」ってナチュラルに無神経発言だ。慰安旅行のときは幹事(十七子)の目の前で「すぐ帰る」で、今回は送っていく相手(小林知子さん)の前で「すぐ帰る」。
とっとと終わらせたい気持ちをぶっちゃけすぎ。終わらせたいというか、早く新くんのところに帰りたいだけなんだな。
 
 
ツッコミ不在の「すぐ帰るからね」を小林知子さんはしっかりきいていた。前回の虎先生と新のケンカ声も聞いていた。あの虎先生の怒鳴り声はビックリしたろうねえ。他の人に見せている姿とは全然違うんだもの。
そして乱暴な会話をしたかと思えば「すぐ帰るからね」の優しい言い方。聡明な小林知子さんだから、ただならぬ仲に勘づいても仕方あるまい。

3105
「古山さんとおっしゃるんですか? たしか小児科の診察室にいらした」
「新くんですか?」
「新さんとおっしゃるんですか」
「いや、あの、新しいという字を書くんですけど面白い名前ですね」

小林知子さんが「新さんとおっしゃるんですか」と聞き返したのは、そういう意味じゃない。呼び慣れた調子で、日常的に「新くん」と呼んでいるのが丸わかりだったからだ。だって同僚の下の名前なんて覚えてなくても不思議じゃないのに。
「水戸くん」「宮川くん」「新くん」どう考えてもおかしいですよねえ。
 
 
院長先生の誕生パーティーが終わった。
アパートで西瓜を食べながら、お母ちゃんは「小林知子さんはずっと台所でお手伝いをしていたのに、お前はドカッと座ったままだ」と新を叱る。
3106
これに反論する新が正論。
「小林知子さんはいずれ嫁入りする人、自分は台所に入って手伝ったらおかしく見える立場。知子さんと競争するように手伝ったら、みんなどう思う?院長先生だって虎先生だって、わたしがいいところを見せようと無理してると思うだろ」

さらに感心したのは

「それにあの席には他に看護婦さんがたくさんいたの。水戸さん、相澤さん、千葉さん、としこさん、じゅんこさん。わたしがまごまご働き出してみな?みんなだってなんとなく立って働いちゃうだろ。パーティーがざわざわしちゃうよ」

ホントにそう。
集団で遊んだり飲んだりしているときに、かいがいしく働く人がいて周囲は落ち着かなくなることってよくある。
だけど、新がここまで言ってもお母ちゃんは「おまえはそういう理屈を言って手伝いをしなかったんだね」と返しちゃって、このお母ちゃんは空気が読めない人なんだなあ。
これはおそらく、働いている環境の違いもあって、お母ちゃんは派遣付添婦で個人、新は看護婦の集団で人間関係に揉まれている。人付き合いにおいて新の方が視野が広いのだろう。
新は、いろいろ考えて行動するようになったんだなあ。
 
 
一方、周囲に与える影響について何も考えずに心のままに行動する虎先生。

部屋の中が暗いことに気づいて扉を叩くのを止める。
3107

ドアノブにカマボコを提げて
3108

一礼
3109
 
 
翌朝。新は珍しく早起き。妙にテンションが高くて明らかに空元気。ゆうべは虎先生が心配で寝つけなかったのかもしれない。
ドアノブにぶらさがったカマボコを見つけて大喜びの新。
3110
2つの意味で喜んでいると思う。
虎先生が小田原名物カマボコをくれたこと、そして虎先生が昨夜のうちに帰ってきたということ。
下世話な話になりますが、夜に見合い相手を車で送って、そのまま朝帰りになってしまう可能性だってあるわけですよ(虎先生的には絶対にありえないですが)。
ドアノブにさがったカマボコは、虎先生からの「ただいま」でもあったと思うのです。
 
 
水戸さんの前でカマボコのお礼を言ってしまった新。
3111
虎先生と新が小児科の診察室で穏やかに話しているのは久しぶり。
水戸さんの表情がヤバイ。

用事が済んで診察室を出ていった新を捕まえてカマボコのことをたずねる。
新は「水戸さんのとこのドアにもぶら下がっていたでしょ?」と答えるが、なにかい?春秋荘の全部の部屋のドアノブにカマボコがぶら下がっていたとでも?
そんな光景、シュールすぎる!
 
 
水戸さんは血相変えて、虎先生からカマボコをもらったか病院中を聞いて回る。
3112
「ゆうべ婦長さんのドアの外にカマボコがぶら下がってませんでしたでしょうか」

丁寧語とカマボコの不協和音がwww
 
 
とうとう龍之介先生に叱られた。水ようかんのときといい、こういうときの龍之介先生のくそ真面目な追及が笑いを誘う。
3113

虎先生がドライブインにカマボコが1個しかなかったと言い訳すると、

「するとおまえ、うちにも買ってこなかったのか!?」

1個しかないカマボコを新にあげちゃったのだから当然ですが、改めて言葉にすると虎先生の行動がヒドいw
その後も龍之介先生は、古山君にだけあげた理由を捻りだそうとしますが

「帰りに公園かどこかで古山君に会ったのか」
(帰ってから最初に会ったのが古山君だというなら、まだ理屈が通る)
「いや」

「わざわざアパートまで行ったのか」
「うん」

「起きてたのか?」
(アパートで起きていたのが古山君だけならば、まだ理屈が通る)

「寝てたよ。だからそのドアのところにぶら下げてきたんだよ」

全然理屈が通らないじゃないか!と龍之介先生が言う前に、マー坊がナイスツッコミ

「変だよ、虎兄さん。どうして古山さんにだけあげたんだよ」

結局、そこに戻ってしまう。

龍之介先生に「あっちいってなさい」と言われて体当たりをかますマー坊がかわいい。
3114
 
 
「おまえ、古山君のこと好きなのか?」

まあ、そこに行き着いちゃいますよね。

「そんな、カマボコでラブレターの代わりにしようとは思わないよ」

別にカマボコで気を引こうとしたわけじゃないもんね。

そもそもお土産を買う必要はなかった。虎先生は観光に行ったのではなくて、小林知子さんを送っただけですよ。そんなんでいちいちお土産なんか買ってられますかって。
虎先生が新にカマボコをあげた気持ちって、たとえばお父さんが会社帰りに子どもにケーキを買って帰るようなものに近いと思うんですよ。虎先生にとっての新は恋愛の駆け引きを通り越しちゃって、「雛あられをあげたら喜ぶかな」「水ようかん美味しいって喜んだからまたあげよう」って、ただあげたいからあげてるだけだと思うんですよね。見返りなんか求めてないの。
 
 
<虎先生が新にあげたもの>
・患者さんからもらった雛あられ
・章子さんのお土産のアイスクリーム
・千葉姉弟の蒸かしじゃがいも
・院長先生の水ようかん×2
・京都のお土産のお菓子
・ドライブインに1個だけあったカマボコ
 
 
それから、もうひとつ、想像すると切ないことがある。
ドライブインに1個しかなかったということは、タイヤのパンク修理の後にカマボコを買ったということですよね。
出先でパンクしてタイヤ交換してヘトヘト。一刻も早く帰りたいだろうに、ドライブインでカマボコを1個見つけて「新くんにあげよう」
病院のスタッフのことは全く頭になかったと思う。おそらく家族さえも。
だって新にお土産をあげたかったんだもんね。
ただそれだけ。
深い考えはない。
だから、このカマボコ事件は根深い。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第30回-

2016/5/14 土曜日 - 7:04:21 - タグ:

『ありがとう』第2シリーズも第30回。第1シリーズであれば今回が最終回です。
しかし虎先生と新は未だすれ違ったまま。すれ違いというのは語弊があるんだよなあ。新の捻くれた反応が事態を悪化させているから。新も捻くれているけど、虎先生も相当ガキだとわかる第30回。なんだかんだでお似合いの2人。
 
 
院長先生の誕生日をすっかり忘れていたぼんくら3兄弟。
3001

五千円のアイスケーキを買おうと決めて、龍之介先生は四千円、虎先生は千円、鉄之介が労働奉仕(ケーキを買いに行く)ことになりました。虎先生セコイよ。せめて二千円は出しなさいよ。
3002
「長男だとか末っ子なんてのにはなるもんじゃないね。真ん中ってのはいいよ。なるべきものは次男坊だよ」

あらやだ、新くん相手に四苦八苦している姿ばかりみていたから、兄弟の中ではちゃっかりしてるとは知らなかったわ。
だんご3兄弟の「自分が一番次男」というのは、なかなか的を射た歌詞だったんだねえ。
 
 
小林知子さんが京都からはるばるやってきた。手みやげは葛きり。冷やして持ってきたそうな。ご苦労なこってす。偶然居合わせた新は龍之介先生から「虎之介の手が空いたら奥に来るように」と言づてを預かった。

それを小児科診察室の虎先生に伝えにいった新。
虎先生と新の会話のはじまりが変。脚本のつじつまが合ってない。

「京都からって誰だい?」
「こないだお見合いなさった方です」
「小林さん……君、知ってるのかい?」
「ハッ(鼻で笑う)病院中みんな知ってるんじゃないですか?」

知ってるのかいって、第28回で虎先生が新に言ったじゃないか。
2805
「俺ね、見合いしてきちゃった」

とぼけてんのかな? とぼけてると解釈しよう。その方が面白いから。

3003
「あれはね、見合いじゃないんだよ。偶然にね、その……」

まあ、ぬけぬけとよく言うわ。言い訳をたらたら述べて新くんに「ご弁解なら水戸さんにどうぞ」とぶった切られるのも毎度おなじみ。
でも第28回の「俺ね、見合いして来ちゃった」も強がった少年みたいで虎先生っぽい。
キャプチャ画像を並べて見ると、色と表情から「黒虎先生」と「白虎先生」にも見える。
 
 
虎先生と新の恋愛バトルは一進一退。
婦長さんが家政婦のきみに虎先生の縁談の進み具合をそれとなく尋ねる。聞く相手が信用ならないけど、2人の本心を知っているのは婦長さんだけだし(章子さんは虎先生の本心、お母ちゃんは新の本心しか知らない)、状況を知るにはコイツから情報収集するしかない。

きみの回答「院長先生はなにも仰いませんけどね、だいたいお決まりのご様子ですよ」

3004
どうしてなにも仰ってないのに決まると言い切れるのかしら。こういういい加減な人間からデマが生まれるのよね。

とは仰ってませんが。
ついでに虎先生が小林知子さんを箱根まで送るという話をきく。
いままで虎先生と新に対して動かざること山の如しを貫いてきた婦長さんがいよいよ動く……!!
 
 
小児科外来が終わって、虎先生と新のバトル再開。

3005
「早く奥にいらしたほうがいいんじゃないですか」
「大きなお世話だよ。行こうが行くまいが僕の勝手だ」

だんだんヒートアップしていくケンカ。
3006

3007

3008

2人して怒鳴り合っちゃって、診察室の外まで怒鳴り声が聞こえていると思う。虎先生と新くんが結婚した折には患者さんに「あ~、あの、よくケンカしていた看護婦さんねw」と笑われそう。

小林知子さんにも絶対きこえてたよ。
3009
でも京都のお嬢さまは関東人の諍いなんかに動じないんだぜ。
虎先生に冷えたおしぼりと麦湯(麦茶なんだろうけど、麦湯と呼んでいる)を差し入れして「奥で待ってます」と出て行った。
控えめでこまやかな気遣いなんだけど、わたしは京都人に先入観があるので、小林知子さんの腹の中も「いつまでグズグズ待たせるんですか。早くいらしてください」ではないかと受け取ってしまう。
たぶん虎先生と新はそう思ってはいないだろうけど。

人としての格の違いを見せつけられて完敗の新。
3010

虎先生は新の表情をうかがう。
3011

もしかして……脈あり……?
3012

3013
「あ~、冷たい冷たい。いい気持ちだねえ」

3015

麦湯を飲むときも新をチラチラ見るなw
3014
「あ~、うまいなあ。古山くん、君も(看護婦室で)飲んできたまえ」

3016

新が診察室を出て行ってしまったあと。
これまでフルボッコだった虎先生がやっと一矢報いて、笑いを隠せない。
3017
好きな人が悔しがる顔を見てほくそ笑むとは、虎先生もかなり屈折してしまったねえ。

26才男性と22才女性、ちょっとここに座りなさい。
2人ともお互いの行動の意味をちゃんと考えなさい。
新くんは、虎先生がおしぼりと麦湯を見せつけた理由を
虎先生は、新くんが期待通りの反応を見せてくれた理由を
答えはひとつだろ!

それから虎先生は2人のコミュニケーションのだしに小林知子さんを使うな!気の毒で失礼でしょうが!
 
 
新は行動は捻くれているくせに、相手の行動は裏を読まずに素直に受け取ってしまう。
お母ちゃんに虎先生のことは諦めたと告げた。
3018
「ケンカというのは、先にこんちくしょうと思ったほうが負け、受けて立った方が勝ち。わたしが頑張れば頑張るほど、ジャマすればジャマするほど、わたしの負けだって」
それをきいて涙ぐむお母ちゃん。

相変わらずすっとこどっこいな会話です。
相手をジャマするのと戦う前から逃げるのとは違うと思うんだけどねえ。
 
 
的外れな話を長々としていて、院長先生の誕生パーティに遅れるほうがよほど大問題だと思いますがね。
3019
 
 
結局、虎先生も広道には諦めたほうが良さそうだと言っておきながら新くんに構っているし、新もお母ちゃんに諦めると言っても諦めてないんだろうな。
 
 
次回、いよいよカマボコ事件!

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第29回-

2016/5/13 金曜日 - 5:29:11 - タグ:

今回は虎先生と新の恋愛バトルは小休止。
周囲がいろいろ動いています。
広道と十七子の仲にしーちゃんがヤキモキしたり、日下さん初登場だったり。

一番大きな動きは鉄之介が小雪さんを連れて十家を出て行ってしまったことでしょうか。
その展開にもっていくために、十家が鬼の一家になってしもうた。
十家の男共が寄ってたかって小雪さんをこき使っている。西瓜にかける塩をとれだの、味噌汁のおかわりくれだの、ご飯のおかわりくれだの。きみさんの姿はなぜか見えない。
2901
見てくれ、この虎先生を。目線はテーブルの上に向けたままだよ。なんて横着者なんだ。
たしかに「きみさん、お茶ちょうだい」ってよく言っていたけど、ここまで横暴な雰囲気ではなかったよ。
不自然だねえ。短期決戦で鉄之介をブチキレさせるために早回しで展開しているんだろうねえ。

そのブチキレた鉄之介も、引っ越しにかかる費用は小雪さんの財布をアテにしている。
『ありがとう』序盤では、しっかりものの弟だったのに、すっかり末っ子気質の甘ったれになってしまった。
まあ、虎先生と新に関わりはないから、どうでもいいっす。ただちょっと鉄之介の甘ったれた表情と喋り方が気持ち悪いだけ。
おそらく十家に新が加わるにあたり、鉄之介が同居していると都合悪くなったんじゃないかな。虎先生と新が結婚する段になって「鉄之介ジャマだな」になるよりは、いまのうちに外に出してしまおうと。
唐突に海外転勤になったり、前ぶれなく死んだりしないだけ、扱いはいいんだと思う(『渡る世間は……ゲフンゲフン』)。
 
 
十病院にて盗難事件発生。
2902
入院患者の保田さんがハンドバッグに入れた財布がないと騒ぐ。お母ちゃんを疑ってかかる嫌な人。……なんだけど、前回までで古山母娘のひとりよがりさにイライラさせられているものだから、あんまり気にならなかったw
 
 
お母ちゃんが20万円を盗んだと疑われていると知った虎先生。
2903
「ひどいですよ。うちは貧乏だけど、うちのお母ちゃん他人様のものを盗るような人じゃありません」

古山家に貧乏要素(借金とか病気がちとか誰かを援助しているとか)はありましたっけ。
母娘2人で普通に働いて普通に暮らしているのに「うちは貧乏」って、雇用主の息子に「安月給なんだよ!」って言ったも同然のような。わたしがうがち過ぎなんですけど。
『ありがとう』は、あの頃はみんな貧しかったって話でもなし、「うちは貧乏」の台詞が浮いてきこえたので。

小雪さんに対する嫁いびり同然のこき使いっぷりや、台詞が浮いていたりと、今回の脚本は雑に感じます。
 
 
2904
「ようし、俺がいってくる」

虎先生と新が久しぶりにまともに会話できてる。
2905
「虎先生、やめてください」
「言うだけのことは言ってやらなくちゃ。友さんを疑うなんて冗談じゃないよ」

怒り心頭に発して病室に入っていこうとする虎先生を新が引き留めるが、虎先生はその手を振り払ってしまう。
2906
第15回の横浜のときもだけど、トラブルが発生したときの対応は新が弱腰で虎先生の方が直情型だ。

2907
「なにかあったんですって?」

2908
「黒い皮のお財布なんですよ。ちゃーんと入れてこのハンドバッグの中に」

2909
「間違いありませんか? ご記憶違いということはありませんか!?」

虎先生の名推理が始まるか!?
とおもいきや、つぎの瞬間に新くんが気づく

2910
「あれ?」

2911
「これなに?」

2912
「これお財布ですよ」

_(┐「ε:)_ズコー
虎先生、いったいなにをしにきたの? 
 
 
すべての真相がわかってから患者さんを説教する虎先生
2913

患者さんに「どうもすみません」と言わせたけど……BGMもこれにて一件落着のメロディだけど、トラブル解決方法として最善の方法だったのかしら。
虎先生はただ患者さんを煽りにきただけよね。
この点はしっかり龍之介先生(を通じて院長先生)にも叱られているわけですが。
虎先生の年齢を、第1シリーズの進矢さんと光の年齢差と同じと仮定して29才と推測してましたが、もっと若僧なのかもしれないな。
研修医あがりほやほやと考えると、医学部6年、研修医2年で26才か。でも十病院では既に何年も働いているような雰囲気だし、でも「ついこの前まで親父から小遣い5000円もらっていた」とも言っていたし。

29才にしては、恋愛バトルが情けない限りなので(第1シリーズの進矢さんは実母問題という大義名分がある)、せいぜい26、27才ですかね。
 
 
今回は変な話だった。
最近は虎先生と新のギスギスがしんどかったから、丁度良い息抜きにはなりました。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第28回-

2016/5/11 水曜日 - 23:07:58 - タグ:

虎先生が京都に行くときいて、小林知子さんは仙台で途中下車して飛行機で京都に舞い戻ってきたそうな。小林知子さんは押しつけがましいからと遠慮したのに小林父が強引だったそうな。小林父は誰から虎先生の京都行きをきいたのか、番組で明言されてませんでした。きっと、口の軽いきみさんがベラベラ喋ったんでしょう。
とにかく虎先生と小林知子さんを見合いさせられればいいわって脚本の投げやり感がイイネ!
 
 
京都弁に囲まれたお見合い怖いよー。
2801
女3人京都弁に囲まれた虎先生が取って食われそう。
京都弁から受ける印象って、喋っている内容と腹の内が違ってそうで怖い。
虎先生も引いているっぽかったけど、小林知子さんとの会話はそれなりに楽しかった様子。
 
 
でもね、やっぱりね
2802
新くんとバッタリ会った虎先生の「あ!」と「ただいま」が安心して力が抜けたような声だったんだ。

そっけなく帰ろうとする新を追いかけて
2803
「おいおいちょっと待てよ!お土産買ってきたんだ。お土産。これ、お菓子」

このお土産の声が浮かれた感じでね。虎先生が可愛い。
観光じゃないのにね。
お土産買っちゃってね(இдஇ; )

<虎先生が新にあげたもの>
・患者さんからもらった雛あられ
・章子さんのお土産のアイスクリーム
・千葉姉弟の蒸かしじゃがいも
・院長先生の水ようかん×2
・京都のお土産のお菓子
・売店に1個だけあったカマボコ
 
 
虎先生なにを思ったかご乱心
2805
「俺ね、見合いしてきちゃった。わりあいと感じのいい人だったよ」

虎先生!そっち(ヤキモチを妬かせる作戦)に行ってはダメだ!!

2806
「実は彼女青森に行くはずだったんだけど、僕が京都に行くときいたら仙台から引き返してきたんだよ」

引き返したのを知ったときにはドン引きしたくせに。

2807
「これでも僕、案外そとに出るとモテるんだねえ」

案外じゃねえよ!十病院は虎先生のハーレム状態だっただろ!イヤミにしか聞こえないよ!

2808
「そりゃよかったですね。モテモテでサヨナラ」

ほら完全に裏目にでた。
2809
この作戦の恐ろしいところは、効果がなにもなかった場合に仕掛けた方が致命的ダメージを食らうことだ。虎先生は致命的ダメージを受けた。
 
 
新とお母ちゃん。BGMも悲愴感たっぷりなんだけど
2810
なんだろうねえ。勝手に自分達で障害を作っちゃって、勝手に打ちひしがれているようにしか見えない。
笑いどころ?ツッコミどころ?イライラどころ?

この母娘には感情移入が全くできない。わたしが『ありがとう』の時代背景にピンときていないからかもしれないけど。
誰も虎先生と新の身分違いなんか気にしてないじゃん。気にしているのはお母ちゃんだけだよ。
新もお母ちゃんが「片親だ」「病院の息子のお医者さんで身分違いだ」と騒がなければ、立場を引け目に感じることもなかったんじゃない?
誰も責めていないのに、勝手に自分たちで「身分が違うからヨヨヨ」って自己憐憫に浸っている。
まずは虎先生を好きな気持ちに向き合えばいいじゃん。
恋愛感情と立場云々はまったく別の問題なのに。お母ちゃんの影響を受けちゃってるんだろうなあ。
やっぱり虎先生の最大の壁はお母ちゃんなんだよ。

2811
「あんた、あの子必死で乗り切ろうとしてますよ」

すっげー深刻ぶっているけど滑稽です。
 
 
やっぱり『ありがとう』は虎先生が子どもの頃から好きだった新をどうにかこうにか振り向かせる話、と思って見た方がイライラしないで済みそうだ。ツンツンの新がいつかツンデレあわよくばデレデレになる日を夢見て虎先生はがんばるんだ。
 
 
ところが
2812
「どうだい、古山くんとは?」
「諦めたほうがいいみたいだね。まるで脈なしだよ」

まあね……押してもダメだし、引いてもダメだし。仕方ないよね。
お嬢さまの小林知子さんと結婚して、京都の義姉さんの実家の離れに新居を用意して貰って、義姉さんの母の介護要員兼小林医院の跡継ぎもいいかもしれないね。そしたら虎先生は養子になるのかしら。
 
 
しかしなんだね、虎先生は。
小林知子さんから電話がかかってきて、ドアの向こうに新の影が見えるから聞こえよがしに仲良さげな会話して
2813

「どうだ!」ってふんぞり返っているけど、聞いていたのは水戸さんで
2814

新くんは?とドアを開けてみれば変わり身の術。
2815

2816
「あんちくしょう!」

ダメだよ。完全に敵(新くん)が一枚上手だよ。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第27回-

2016/5/10 火曜日 - 23:00:10 - タグ:

虎先生がひたすら一途でいじらしくて、虎先生以外がみんな敵に見えてしまう。自分でもかなりイライラしながら見ていると思う。虎先生を応援する気持ちで耐えて見ている。
 
 
珍しい顔ぶれ。
2702
「水戸さんみたいな美人にくどかれたら虎のやつなんか一発でフラフラ~っとするわよ」
相変わらずいい加減なことばかり言いやがって。虎先生だけでなく水戸さんにも失礼だって絶対にわかってない。
十七子は脊髄反射で喋っているんじゃないか?頭を使っているとは思えない浅はかさ。
 
 
ついに出た虎先生の縁談の相手、小林知子さん。
2703
初登場で役名と演者のテロップが出ない時点でもう勝敗は見えてしまった。期間限定ゲストキャラ。
上品で控えめでとってもいい人なんだろう。ただ、声がくぐもっていて聞き取りづらい。

虎先生と小林知子さん、空気は悪くない。
2704
虎先生は一緒にいる相手によって雰囲気がガラッと変わる。
小林知子さんとならば「あはは」「おほほ」の落ち着いた空気。こういう医師一家いそう。
新くんと一緒だと、ギャアギャアワアワア「なんだコラ」「やんのかコラ」になる。面白いなあ。
 
 
虎先生、前回は新くんに気のない返事をされて落ち込んでいたのに
2705
「新くん、どうしたんだい?」
何ごともなかったように寄ってくるよ。(T^T)
 
 
虎先生とまー坊、京都に行く。
2706
「やあ、おはよう」

虎先生の目的は章子さんと話をすること。
2707
「断じて見合いじゃないからな」

虎先生すごいな。新くんにさえ「お見合いすれば?」って言われたのに。
負けてなかったよ。立派な頑固者だ。

2708

新くんさ、一体なにが気に入らないの?なにが不満なの?
虎先生は「見合いをしたくない」ってハッキリ言ったのに、これ以上なにを望むの?

「ひとりぼっち、ひとりぼっち」連呼して孤独に酔いしれているけど
2709
どーーーーーー考えても新くん自身が招いた事態ですよね。自業自得で切ない顔されてもねえ。
虎先生の差し出した手をはねつけたのは新じゃないか。しかも大した理由はないよね。「素直になれない」は理由になりませんから!
 
 
一見いつもと変わりなく朗らかに喋っていた虎先生だったが、実はグッサリ傷ついていた。
章子さんとの会話が途中から恋愛相談へ。
2711
2712
「古山くんのことんなんですがね。彼女どうも僕のこと好きじゃないみたいなんですよ」

違う違う、そうじゃそうじゃない!
直前に龍之介先生のことを「本心と逆のことをしてしまう」って言っていたじゃん!新くんもそれだよ!
 
 
2713
「僕もだらしがないんですよ。古山くんの気持ちを確かめられないんだから」

!?
虎先生は新くんに振られたとは思ってなかったんだ!?
「こっちが想うほどあっちは想ってない(でも嫌いとは言われてない)」ってことか!
虎先生でなければ「嫌がられてるんだよ、察しろよ」とツッコミたくなる粘り強さだ。

2715
「チャンスが掴めないんですよ。どうしても」
天気にまでジャマされたもんね(T^T)

「でも仰らなければ」
「ピシャッと断られそうな気がするんです」

新のあの態度ではそう思っても仕方ない。

ここで虎先生、唐突に水戸さんの話題を出す。この虎先生の台詞を紹介したかったから、記事の冒頭で十七子の戯言を書いたのですよ。

「想う人には想われず、想わぬ人には想われて。……ちょっと調子が良すぎましたかね」

十七子バーカ、バーカ、適当なことばっかり言ってんじゃねーよ
m9(^Д^)ザマーミロ
虎先生はとっくに気づいているんだよ、気づいてて放置してんだよ(それもどうかと思うが)。
ホントに十七子は浅はかだし、やることも薄っぺらいんだよなあ。
 
 
青森に行ったはずの小林知子さんが飛行機で京都に戻ってきちゃった。
虎先生、なりゆきで正式にお見合いをすることになってしまう。嗚呼。虎先生にばっかり試練を与えてどうするの。
 
 
新が素直になれないのも、いつまでも子ども子どもしているのも、お母ちゃんが元凶の気がしてきた。
2716
いままで気にしないように気にしないように目を反らしてきたのだが、お母ちゃんの「あらよ!」がうるさくてイタい。
この親にしてこの子ありなのかも。
 
 
新くんと小林知子さん、人としてどちらと付き合いやすいかと考えると小林知子さんだと思う。捻くれてないし、上品だし、気もつくようだし、いつも隣でにっこり笑っていてくれる女性だと思う。
新くんは捻くれていて、ガラッぱちで、乱暴で、ギャアギャアうるさくて、なにかというと「お母ちゃん」で、かなり面倒くさい。
でも虎先生は新くんが好きなんだな。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第26回-

2016/5/9 月曜日 - 22:12:20 - タグ:

虎先生のおかれている状況が辛すぎて面白半分にツッコミ感想を書けなくなってきた。はっきりいって、新よりも虎先生の方が切ないと思う。『ありがとう』の主人公が新なのは間違いないが、ヒロインは虎先生ではないだろうか。
 
 
虎先生は夜の公園で新に想いを伝えようとするが、雷が鳴って雨が降り出してしまう。
「夕立だよ!」と逃げていく新と、取り残された虎先生。このカメラアングルがサンダル履きから上半身を映して虎先生の悲愴感がハンパなかった。
2601
水も滴るいい男だけど、そんなことを言っている場合じゃない。
 
 
虎先生は京都に行って章子義姉さんと話をしてみると龍之介先生に告げた。
章子さんが離婚を決意した理由が自分にあると思ったからだ
2603
「義姉さんっていうのは思いやりがありすぎるんだな」

虎先生だって義姉さんを思いやっているじゃないか(泣)
虎先生の髪がもさーっとしているのは夕立に打たれて濡れたのをタオルで拭いたから。公園で新に逃げられてからしばらく呆然と突っ立ってたのかと思うと胸が痛い。
 
 
虎先生が好きな人がいることを家族に隠しているのも原因なんだけど、誰も彼もが「虎先生が縁談を受け入れて京都に住めば万事上手くいくんだよ」と言う。

縁談を持ってきた院長先生は
「無理にとは言わないが、そうすれば万事上手くいく」

龍之介先生は
「おまえが京都に行ってくれれば何もかも上手くいくと思ってた」

国枝先生も
「小林博士も娘さんは本当にいい人よ。虎之介先生が好きなのは誰かしら?」
好きな相手が誰かは関係ないでしょ。いまいちな相手だったら身を引いてくれとでも言うつもりか。

まー坊にまで
「虎兄さんが京都に行くとママずっと東京にいられるんだって?」
2604
「誰がそんなこと言ったんだ?」
「きみさん」
「きみさんか……」

放映回数を重ねるにつれて、十家へのきみさんの口出しが目についたが気にしないようにしていた。しかし今回ばかりは許せない。大人が子どもにろくでもないことを吹き込むだけでも呆れてしまうのに、きみさんはなんだ? 家族か? ただの家政婦だろ。
きみさん役の人は第1シリーズでも広報スピーカーのどうしようもないオバサンを演じていた。第2シリーズは家政婦だからそこまで酷いことにはならないだろうと思っていたのにこれだよ。
雇い主の家庭の事情に口出しするなんてクビ案件だろうが。ちょっと前の回で、十家の食卓できみさんと十七子が喋ってるのなんか、あまりにも無責任に適当なことを言っているから見てられなくて早送りしちゃったよ。
『ありがとう』第2シリーズに悪人は出てこないのはわかっているけど、悪気が無ければ何をやってもいいのか?
 
 
新と虎先生を中心に話は展開しているけど2人がチグハグ過ぎて、2人揃って看護婦室に入ってきただけで妙に感動してしまった。
2605
虎先生と新くんが足並み揃えて歩き出せるのは、いつの日になるだろう。
 
 
みんなに「縁談を受けて京都に住めばいい」と言われても、新くんさえ反対してくれれば……
虎先生は新に事情を洗いざらい説明します。龍之介先生と章子さんの不仲さえも包み隠さず話します。
京都の縁談は受けたくない。でも自分が断ったら龍之介夫婦が離婚してしまう。自分の恋心と家族の板挟み。

2606
「縁談の相手が良い人で虎先生が気に入れば何もかも上手くいくんじゃないですか」

2607

2608
「君、本当にそう思うのか?」

2609
「こっちが想うほど、あっちは想っちゃいないってわけか……チクショウ」

チクショウの言い方がちょっとおどけた調子なのがまた辛い。
新くんにだけは言われたくなかったよね。
 
 
新もあとになって「なんであんなことを言っちゃったんだろう」って後悔しているけど、ちょっと同情できない。虎先生の背負っているものの重さを考えるとね。
周りからは縁談を受けろ受けろと責められ、想い人からは気のない返事。
それでも虎先生は新への一途な想いを貫くのだろうか。
やばい。本気で泣けてきた。

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