『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第52回-

2016/6/20 月曜日 - 2:23:47 - タグ:

いよいよ最終回。
最初から最後まで終始一貫してブレなかったのは、虎先生が新を好きで好きで仕方ないところ。ケンカしても、拗ねても、落ち込んでも、調子に乗っても、新への気持ちが揺れることはなかった。だから全話見られたのです。
 
 
早朝勤務の看護婦さんに温かいお茶を差し入れる新。
「お疲れ様。早いですね。お茶いれましょうか」の言い方にも品があり、十病院の若奥様も板についてきました。
5201
ほんの数ヶ月前は、小林教授のお嬢さんの差し入れの冷たい麦湯に完敗(乾杯じゃないです)していたのにねえ。人は変わるものです。
 
 
一方、虎先生のデレっぷりは第1回からま~~~ったく変わらず。
インターフォンが鳴り
「はい、虎之介」
『あ、虎先生!』

5202
「なんだ?ハハ。新か?ハハ」

「新か?」と呼び捨てしているのは第1回から大きく違うところだけど、インターフォン越しの声だけでデレる初々しさはなんなんだ。
そもそも病院からのインターフォンなんだぞ。緊張感をもちなさいって。

5203
『事故です。ダンプが歩道に突っ込んで子どもが2人跳ねられたそうです。いま救急車がきます』
ほらみろ。
 
それにしてもダンプが歩道に突っ込むことが多いドラマだ。桃もダンプに跳ねられかけた。『ありがとう』は車の排気ガス問題やら交通事故の多さで交通戦争と呼ばれた年代だったかも。
 
 
友さんが慌ただしく引っ越してしまって心残りだという院長先生。
5204
よく言うわ~♪
前回、新くんを除いてのんきにラーメン食べていたのに~

「友さんの親心はわかるまい。親心が本当にわかるようになるには、お前も新くんも親というものになってからだろうな」

虎先生は反論しないけど、なにか言いたそうな顔ではある。
5205
5206
 
 
新と虎先生のケンカも今回で見収め。
新は診察室で虎先生が水戸さんに甘い顔をしていたのがご不満のようで。

5207
「世間様には仏顔、女房には鬼の顔か」
「なによ、水戸さんにばっかり良い声だして」

虎先生の言い分としては、水戸さんは雇っている看護婦で新は女房。看護婦に辞められたら困るということで。その理屈はわかるのですが、相手がよくないねー。水戸さんは虎先生への未練をキッパリ断ち切っているけど、一般的にはトラブルの元になりかねない。「もしかしたら虎先生は結婚生活に不満があるのかしら? いまからでも入り込む隙がある?」と勘違いされることもありうる。
『ありがとう』は恋愛ドロドロ泥沼ドラマではないから、そうはならないけど。

三度笠の口上を述べる新の手のひらに毛糸をのせる虎先生のやり取りも微笑ましい。
5208
本気でワゴンを押し合いして虎先生が額に傷をこしらえたのは、いつの日のことだったか。

「夫婦でも病院の中じゃベタベタするのはよそうって言ったじゃないか」
5209
「ツンツンする必要もないのよ」
「それは僻みだよ」

いや、虎先生の振り幅が激しいんだと思うよ!
ベタベタかツンツンで、丁度良い案配に調節できないんだよ。
「夫婦でも~」とサラッと出てくるあたり、夫婦になったんだなあとしみじみと。

うわぁ!後ろの棚の上に、結婚式で2人がケーキカットしている写真があった!!
5210
新のナースキャップと白衣が白黒写真によく映えている。
『ありがとう』に出てくる写真といえば、お父ちゃんの遺影ばかりだったから意外で驚いた!
放映当時は録画機器もないから繰り返し見られなくて、見逃しちゃった人も大勢いただろうな。私も画面キャプチャを撮らなきゃ見逃していた。
 
 
なんだか上手くいっちゃいそうな万希男としーちゃん。それぞれが皮を剥いた焼き芋を交換する不思議なやり取り。
5211
第4回で新の焼き芋を拝借した虎先生を見て「焼き芋は好意の暗喩だ」と深読みしたのですが、あながち間違いではなかったかもしれん。
 
 
虎先生と新は「こころ」でラーメンを食べて仲直り。
5212

お母ちゃんが引っ越してから、お母ちゃんの話題を避けていた新がついお母ちゃんとの思い出を語る。
たまには電話しろと言う虎先生と、もったいないと言う新。

5213
「俺たちちょっと自然じゃなくなってるよ。理屈っぽくなってるんじゃないか」

かなりドキッとした台詞だった。新と虎先生の間でトラブルが発生しているわけではないのに、すれ違っているかもしれない薄ら寒さを感じたからだ。誰が悪いわけでもない、何があったわけでもない、でもいつの間にかすきま風が吹いている。リアルにありそう。
でも、新と虎先生の場合は、虎先生が気づいて口に出せているから、きっと2人は大丈夫。
 
 
かつて新とお母ちゃんがご飯を食べていたテーブルに向かい合わせで座る新と虎先生。
5214
2人が身を乗り出すと、こんなにも近い。テーブルは意外と小さかったんだな。

「お母さんがいないときには俺にケンカを吹っ掛けたっていいんだぞ。ちゃんと受けて立ってやるからな」

「新、しっかりやろうな、お互いに。お母さんにあんまり心配かけないように」
 
 
 
 
十家の今後
5215
龍之介夫婦に2人目ができた。
(まあ、龍之介夫婦は復縁後は色気担当組でしたからねえ)
鉄之介のこころ乗っ取り計画を発表。
(これはマジで勘弁。稼ぎもないのに結婚して、半人前のまま子どもをこさえて、世間で苦労したこともないまま棚ぼた店主か)
 
 
なんだこの不思議空間は
5216
 
 
お母ちゃんと再会です。日めくりが11日で止まっていて、お母ちゃんが戻る日が15日のはずが1日早まったので14日。つまり、引っ越してからたった3日です。
「お義母さん」
「虎之介さん」
5217
お母ちゃんでさえ「虎之介さん」と呼んでいるのに、なぜ新は虎先生を「虎之介さん」と呼んでくれないのか。
 
お母ちゃんも虎先生の前だから「虎之介さん」と呼んだようだ。
5218
「いいのかい、虎先生お帰ししちゃって」
「いいんだよ。彼わかってるから」

なんだろう……この台詞……夫公認の浮気みたいに聞こえるんだけど……。

ここから先、新とお母ちゃんの関係に思いっきり毒を吐きます。
お母ちゃんと新の最後のやり取りに感動された方は気分を悪くされるかもしれません。
 
 
 
 
 

お母ちゃんが年をとったら一緒に暮らそうねという新。泣きながら歌っちゃってる。
5219

そんなに泣くなら結婚なんか止めちまえ!!!!

心ならずも引き裂かれた親子みたいになっちゃってるじゃないか!
虎先生に縁談がきたときもそうだったけど、新とお母ちゃんで勝手に障害をつくって2人で盛り上がっちゃってるね。
マフラーも結婚してから虎先生が何度も新に「寒いだろ」と言って巻いてくれたよね。でも、この場面のように2人で巻くことはなかったね。
 
 
 
最後の場面はみんなの働く様子が次々と流れ、最後に新に声をかけるのは虎先生。
5220
「新!」

5230
「ああ」

そんなに「虎之介さん」と呼びたくないのか!!
夫の名前を呼んだら死ぬ病か!!
 
 
虎先生は笑顔だけど、ホントにそれでいいのか!
5231

お母ちゃんと一緒じゃないなら1人で歩くのか!
5232
 
 
最後に虎先生からの声かけをもってきたので、第1シリーズよりは相手役に近いところにいると思ったんだけど、なんども見ていると、虎先生はお母ちゃんに勝てなかったのかな……という気がしてきて悲しかった。

場面の順序が、お母ちゃんとシクシクメソメソから虎先生と向かい合わせだったら大分印象も違っただろう。
52195214

お母ちゃんと笑顔で別れたあとに虎先生に泣いて縋りついて欲しかったなあ。
まだお母ちゃんと離れるのは寂しい。でも心配かけたくないからお母ちゃんの前では我慢して笑ってサヨナラ。そして虎先生の前で心がゆるんで涙腺決壊。どうですか!?お母ちゃんへの未練を振り切れないままでも、虎先生と支え合って生きていく未来が見えませんか!?
それならば私も結婚の幸せと切なさに、もらい泣きをしたと思います。とにかく新とお母ちゃんで関係を閉じてしまう閉塞感に辟易しました。
新がお母ちゃんから巣立ったからといって、母と娘の物語が軽んじられるわけではないのに。
どうしても、お母ちゃんオチにしないといけない事情があったのかと勘ぐってしまう。

それから、どうして頑なに新に「虎之介さん」と呼ばせなかったのか。
第1シリーズは「進矢さん」と「進矢」と呼び方が定まりませんでした。ひとつづきの会話の中でさえ。これは脚本通りなんです。水前寺さんは正確に脚本通りに呼んでます。よく間違えずに呼んだものだと。余談でした。
虎之介さんと呼ばせないことに拘りがあったのかなあ。51回で虎先生と言い争っているときに呼んだように聞こえることがありましたが、不明瞭で確信もてず。
 
 
最終回だというのにスッキリしない感想ですみません。

いままで感想におつきあいくださり、ありがとうございました。
第2シリーズの再放送、ありがとうございました。
朝6時なんて忙しい時間無理だよ~と思ったはずなのに朝に見てました。とても楽しかったです。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第51回-

2016/6/14 火曜日 - 0:02:41 - タグ:

うううう。『ありがとう』第2シリーズがあと1回で終わっちゃうよおおおお。
これからなにを楽しみに朝起きればいいんだよおおお。なにを励みに仕事に行けばいいんだよおおお。喪失感ハンパないよおおおお。
お母ちゃんが京都で暮らすと知った新の喪失感はこんなもんじゃないのかもしれないけど、視聴者の落胆ぶりだって相当なものですよ。第51回。
 
 
お母ちゃんが京都で暮らすことに大反対の新。お母ちゃんが犠牲になることないと主張。
5101
虎先生は、お母ちゃんの決断で間接的に恩恵を受ける立場にあるので、なにも言わない。
この場は婦長さんが収め、新と虎先生は帰宅。
 
 
『ありがとう』において京都の旅館と章子の母親は便利な設定だったとつくづく思います。
序盤の龍之介夫婦の不仲の原因であり、虎先生に縁談が舞い込む呼び水であり、新とお母ちゃんを引き離すキッカケになる。
京都の実家の事情にみんなが振り回されているが、誰に責任があるわけでもない仕方のないこと。悪人を作らずに話を大きく転がすことができました。
とはいえ、お母ちゃんの京都行きに喜びを隠せない龍之介先生はどうかと思いますけどねー。
龍之介先生は「友さんのためにも良いことなんじゃないかな」って、虎先生の縁談のときの「虎之介も外の世界を知る良い機会だ」と同じようなことを言ってるんですよ。
自分が一番助かるくせに、とってつけたように「本人のためにも良いことだ」と奇麗事を言うのでイラッとします。
 
 
大荒れの新は虎先生に八つ当たり。
それはそうと、改めて虎之介夫婦の部屋を見回すと、調度品も高そうなものが多いです。花瓶の横の仮面が謎w
5102

花瓶の花が複数箇所に置いてあったり。
5103

箪笥の上に大量のこけしがあるのはどういうわけか。
4312
 
 
話を戻して。
新をなだめようとする虎先生。
章子義姉さんのためだけに京都に行くというのならば反対する。しかし友さんが希望しているのならば、それを尊重すべきだと諭す。いい年してお母ちゃんお母ちゃんと甘えるのはおかしいと。
5104
「親1人子1人の立場っていうのは、俺はそれなりに理解しているつもりなんだよ」

そうです。虎先生も片親で育ったのです。家は裕福で家政婦もいる生活だけど、兄弟もいるけど。それでも母がいないのは辛かったろうと、「ママママ」やかましいマー坊を見てつくづく思います。
虎先生に限らず、相沢三兄弟と千葉姉弟には両親がいません。十七子も母1人子1人。『ありがとう』の主要キャストは両親揃っている方が珍しい。

それでも聞き分けのない新。

「じゃあ聞くけどね、君は俺とお母さんと一体どっちが大事なんだ!?」

虎先生とうとう言ってしまった。
残業続きの彼氏に「仕事とあたしとどっちが大事なの!?」と詰め寄るような台詞……ではないです。こんなことを聞かざるを得なくなった虎先生が辛い。
新も虎先生を好きだと言ったけど、結婚もしたけど、優先順位はお母ちゃんの方が高くなかったか? 新婚2日目も虎先生をおいて1人でアパートに行ったよね。のびのびとゴロ寝をしたかったんだろうけど、虎先生だって一緒にゴロ寝をしたかったんじゃないかな。
結婚してからも虎先生は新に半分だけ片想いしているみたいだったよ。

救いがあるのは、新と虎先生がここでぶつかり合えたこと。
言いたいことを我慢して、問題から目を反らして知らんぷりしなかったこと。そうしていると、離婚寸前だった龍之介夫婦みたいに、にっちもさっちもいかなくなってしまうんだ。
新は虎先生に言いたいことを言えてよかった。八つ当たりを受け止めてくれる虎先生がいてくれてよかった。
 
 
新はアパートに戻り、お母ちゃんと婦長さんの会話を立ち聞きしてしまう。

5105
「嫁にやってホッとしているのはいいお母さん。1人になって寂しいの取り残されたの、なんのために育てたんだろうって愚痴を言うのは悪いお母さん。わたしは見栄っ張りですからね、いいお母さんでいたいんです」

新もお母ちゃんに甘えていたし、お母ちゃんも新を思ってぼんやりすることが多かった。いつものシャキシャキしたお母ちゃんではなかった。近くにいながらも心は自立できるのが理想なんだろうけど、新とお母ちゃんは不器用な親子だったのだ。
 
 
アパートを出ると、寒空の下、公園に虎先生がいた。
5106

「どうした?」
「どうしたの?」
「待ってたんだよ」
「わたしを?」

5107
5108
「寒いぞ」

新にマフラーを巻いてあげる虎先生。
アパートと十家は近いんだから、家で待ってたっていいのに。いつ戻るかもわからない新を待っちゃって。
こんなに優しい旦那さん、絶対に手放しちゃ駄目だよ! 放そうとしても離れないだろうけど。
 
 
それにしても、まあ、よく待つ男ですよね。
1706
慰安旅行で新くんが留守番クジを引いたときにも待ち伏せしてました。このときは空振り。
 
 
話を戻して。
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「側にいてくれた方が助かるからな」
「助かる?」
「だってケンカをするたびに京都に行かれたんじゃ迎えに行くのは大変だし金もかかるしさ」

冗談半分でしょうけど、当たり前のように迎えに行くんだね。
第15回のホテル代わりに入院する患者の話で、新は「病院に来れば否応なしに誰か迎えにくるというわけですね」と言っていたけど、どこに行ったって虎先生が迎えにきてくれるんだ。

5110
「さあ帰ろう」

新の帰る家は十家。虎先生と暮らす部屋へ。
 
 
虎先生はよくまあ、あちこちに相談する人だね。今度は広道か。
5111
「亭主とお袋を秤にかけてどっちが重いか聞くなんてナンセンスだ。もしも新くんがお前に女房と親父と秤にかけてどっちが重いかと聞かれたらどうするんだ」

5112
「そりゃもちろん女房が大事だよ」

5113
「…………」(ダメだ、こいつ)

院長先生も、虎先生の迷いの無さにガッカリしてるぞ。
 
 
ここから先、脚本に混乱があったのか、ちょっとよくわからんことになっている。

新にアパートに行くよう勧める虎先生。
5114
「お母さん、明日京都に行くんだよ」
「うん。知ってるよ」
 
 
そのすぐ後、新は病院に行ってやり残した仕事を片づけている。
5115
「友さん、明日京都に行くそうね」
「明日!?」
 
 
ちょっと待って、ちょっと待って、さすがにこれは……。
今までも、カマボコ事件で龍之介先生は虎先生の恋心を知ったはずなのに、京都から戻ってきたらスッカリ忘れていたり、虎先生が新に「俺ね、見合いしてきちゃった」と自慢(?)したくせに、後日「見合いしたこと知ってるの?」と驚いたり、矛盾していることもありました。
大人の事情もあるのだろうと、気にしないようにしていましたが、さすがにこれは……。

わかった!
新は虎先生の話を全然聞いていなかったんだ!
右から左に受け流していたんだな!
 
 
そんなの気にならないくらい、エグい場面が出てきますから。
↓これ
5116
お母ちゃんが明日、章子さんの身代わりで(←敢えてこういう言い方します)京都に行ってしまうというのに、ここの人らは一体なにやってんだ。
他人事すぎやしないか、十家のみなさん(+宮川家)よお。
唯一虎先生が「しまった」という表情をしているのがせめてもの救いか。
それから、こういう人でなしの場面に章子さんがいないのも救い。
 
 
新がアパートに行くと、すでにもぬけの殻で、手紙が一通残されているだけだった。
5117

次回、いよいよ最終回。
泣いても笑ってもあと1回です。

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あと2回で終わってしまいますね

2016/6/13 月曜日 - 0:06:54 - タグ:

終わってしまったら何を楽しみに頑張ればいいのでしょう。
『ありがとう』を本気で夢中で見ていました。そうでなければ50回も感想を書けませんって。
4月に第2シリーズの放送が始まってから、仕事がかつてない忙しさでした。
休日出勤も当たり前で帰宅は午前様だったり、平日もなんどか遅くなったり。
それでも感想を書くことは止められませんでした。睡眠時間を削って書いてました。面白かったから。
テレビの中で生きている新や虎先生たちに、あーでもない、こーでもないとツッコミを入れたかったから。
『ありがとう』はディスク化されてません。運良く再放送を見る、再放送を録画することでしか見られません。
そんなの勿体ない。なにが面白かったのか書き残しておきたい。そういう気持ちで書き始めました。
時が過ぎても忘れてしまわないように。
 
 
感想を書きそびれたことをいくつか。

第47回で新の名札が『十 新』になっていました。
4724
結婚してから職場で新を呼んだ人いたかなあ。婦長さんは前から「新ちゃん」だけど。
 
 
どうしても虎先生のプロポーズの日に12時近くまで会っていたというのが気になってしかたない。
3532
これから飲みに行くという水戸さんたちにバッタリ遭遇。いくらなんでも12時近くに飲みに外に出るかなあ?遅くても10時くらいではないかと。
とすると、水戸さんたちと別れてから公園で2時間か?
付き合いたては時が過ぎるのも早いものよ。
 
 
虎先生は新が5才のときに見初めたらしいけど、当時の新はマー坊7才よりも幼かった件について。
別に、26才の虎先生が5才の新をってわけじゃないんだから、何の問題もないんですけどね。
虎先生と新の年齢差を、進矢さんと光と同じ7才差と予想していましたが、どうも虎先生の言動が三十路手前に見えなかったもんで、研修医上がりホヤホヤの26才と仮定して4才差と考え直しました。とすると、新は5才で虎先生は9才。まさに「子どもの頃からずっと好きだったんだもん」ですねえ。
新には、この一途さというか執念深さwが足りない。
 
 
さて、あと2回。お母ちゃんと物理的に離れてしまう新を虎先生は支えられるか。
最後の山場です。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第50回-

2016/6/12 日曜日 - 18:27:03 - タグ:

結婚してから初めて迎えるお正月。

あらあらまあまあ新年早々ケンカですか。
5001
しーちゃんがいたらきっとこう言うね。
「駄目よお、虎先生も新さんも。お正月にケンカをするとねえ、一年中ケンカをしてしまうのよー。ねえ広ちゃん」
 
 
章子さんに口紅の色をもっと赤くした方がいいと助言する龍之介先生を見て
5002
「いい歳して見ちゃいられないよ。ベタベタベタベタして」

虎先生がなにを言っているのか、よくわからない。
直前に新と帯のことでケンカをしたから気が立っているのでしょうが、虎先生、あなた第38回で
5003
「メーキャップなんかいいんだよ。君はいつものまんまが可愛いよ」と仰った。結婚前で一番ポッポしていた時期だとしても、なかなかぶちかましてくれてますよ。新くんが完全に聞き流しちゃっているだけでw
虎先生がどんなにデレていても、新くんが全部スルーしちゃうからねえ……。そういう意味では虎先生の恋はいつまでたっても報われない。
 
 
院長先生
「おまえんとこは少しサッパリしすぎているんじゃないのか?みんなそう言ってるぞ『いつまたっても友だちみたいな夫婦だ』って」

5004
「そうかなあ?」

おそらく虎先生はいつまでも初々しいと脳内変換したのかもしれない。もしくは、友だちみたい=対等に仲良しの意味と捉えたのかも。
照れ笑いしてるけど褒め言葉ではないようですぞ、虎先生。

5005
「もう少し優しくしてやりなさい。女なんて単純なもんだ。優しくしてやれば喜ぶ。心でどんなに思っていようとも口でポンポン言ってちゃ駄目だ」
「でも夫婦は一心同体って言うじゃないですか」

ああ、この会話にデジャブ感が……。第25回。龍之介先生に虎先生が言っていた言葉
「夫婦は一心同体というけど、人間と人間なんだから口で言わなければわからないことだってある」
 
 
結婚したらポーンと忘れちゃったか虎先生。
というか、院長先生も含めて周囲の人は勝手なことを言うもんだ。虎之介夫婦がベタベタしていたらしていたで、目障りだとか仕事がやりにくいとか、友さんに気を使えとか言うんでしょう?なにをどうしたってガタガタ言われるのよ。仕方ないわ。
 
 
そうこう言っているうちに新のお支度終了。
5006
虎先生、照れちゃって直視できません。
 
 
院長先生
「友さんに見せてやりたいようだな。色気があってなかなかいい」
 
 
ちょっと!亭主が褒めるまえに色気があるなんて言う人がありますか!
意外と気が利かないオヤジだな!
 
 
虎先生
「色気なんかお父さんありませんよ。木偶の坊が着物を着たみたいじゃないですか」
 
 
そりゃ先を越されたらこういうしかないわな。わかるぞ虎先生。
でも当事者(新)は男の照れなどわからん。新の気持ちもわかる。みんなの前で貶しやがってとな。
5007

それにしても、お正月に家族揃って門の前で記念撮影とは、やっぱり十家は格式ある家なんだなあと思いました。いわゆる育ちがいいお家って感じ。
 
 
写真撮影が終わったら、さっさと着物の上から割烹着を羽織ろうとする新
5008
「割烹着きるのか?いいねえ。うちのお袋もよく着てたもの」

それを聞いて着かけた割烹着を脱いで下に叩きつける。私も短気な性分なので、新のムカッとくる気持ちがよくわかる。

おそらくね、虎先生がヘラヘラ笑えば笑うほど、新はムカムカきてるんだろうな。
5009
虎先生は夫の照れを判ってくれよで、新もみんなの前で貶さないでよ!でお互い相手に求めてるわけで、お互いに甘えているんだな。
ケンカなんかしなけりゃ、仲よく「お代官様、あ~れ~」ごっこが出来たかもしれないのに。
 
 
しーちゃんはボケかますし、喋り方ものんびりしているんだけど、感情的でなく、論理立てて話すタイプ。
5010
夫婦ゲンカすると、しーちゃんに理詰めでコテンパンにやられそう。
 
 
しょうがないから書くか……
十七子が初めて手術の助手を成し遂げた。
5011
ホッとしたからといってドサクサ紛れに男の胸に飛び込む女を私は信用しない(第1シリーズの光は除く。進矢さんが光を呼んだわけだし。なにより命が危険に晒された後だったから、抱きつくことにあざとさを感じなかった)。
新と虎先生だって院内で抱き合ったことはないんだぞ!コンチクショウ。
 
 
マー坊の絵日記
5012
「虎ねえさんと、パパと、虎にいさんで人生ゲームをやりました」

虎ねえさん>>(越えられない壁)>>パパ>>>虎にいさん
これがマー坊の中の序列だ。
マー坊と虎先生の戦いは今年も続きそうだな。
 
 
新がアパートに行くとお母ちゃんが帰ってきていた。
5013
新の服装がカワイイ。結婚前はわりとミニスカートを穿いていたのに、結婚してからはパンツスタイルばかりだった記憶があるんだけど、気のせいだろうか。

「明日まーちゃん連れてお義兄さんとお義姉さんが京都いくんだって」
「あんた、龍之介先生ご夫婦をお義兄さん、お義姉さんと呼ぶようになったんだね」
「病院じゃ龍之介先生と呼ぶけどね、プライバシーじゃね」
(当時はプライベートとプライバシーの使い分けがなかったのかも)

虎先生のことは未だに外でも中でも虎先生だけどな!
龍之介先生よりも先に虎先生の呼び名をどうにかして差し上げて。
 
 
看護婦室にグチをこぼしにきた虎先生。
5014
「別に佐久間さんにグチをこぼすつもりはないんですけどね。どういうんですかね、何かというとすぐにアパートに行っちゃうんですよ」

「そりゃ新ちゃんがいけませんわ」
「別にいけなかないんですよ(ry」
 
 
「でも結婚したんですから、いつまでも実家をアテにするようじゃ困りますね」
「別に彼女だって実家をアテにしてるわけじゃないんですよ(ry」
 
 
婦長さんの巧みな話術に引っかかり新の弁護をしてしまう虎先生。僕はなにをしにきたんだ?と首を捻りながら帰っていった。未熟者め。
 
 
虎先生がいなくなったあとに、サラッと真理を語る婦長さん。
5015
「人を愛するってことは大なり小なり相手を束縛するようになるのかもしれないわね。夫婦でも親子でもお互いに相手をどれくらい解放してやるかが人間の知恵なのか……」

5016
「ダメダメ。わたしには結婚を語る資格はなかったわ」

婦長さんの素晴らしいところは最後に必ず自分を下げるところ。立派なことを語って自分だけ気分よく終わったりしない。だから、見ている人の心に響くんだな。自分を持ち上げるための論説だと「おまえがいうな!」状態になるもの。
 
 
婦長さんと比べるまでもなく、まだまだ未熟者の新と虎先生。第2ラウンド開始
5017

木偶の坊と呼んだのは照れくさかったからだと弁解する虎先生。

5018
「いいじゃないか。俺がなにを言ったってわかってるんだろ?」
「わっかりっませ~ん」

虎先生……、なにを根拠にわかってくれると思えるんだ?婚姻届は万能のカードじゃないんだぜ。
患者さんにお茶を持っていってあげたって、雛あられあげたって、横浜までついていってあげたって、水ようかんあげたって、慰安旅行で「すぐ帰ってくるから」と言ったって、カマボコあげたって、「僕が本当に好きなのはね」と言いかけたって、新くんは「もしかしたら、あたしのこと……」程度だったんだそ。虎先生の溺愛っぷりなんか、わかるわけないだろー!
 
 
「悪かったわね!」
5019
「新!」

虎先生の「新!」がお母ちゃんの叱り方に似ている気がした。ケンカというより、駄々っ子を叱っているような雰囲気。
よくも悪くも虎先生は夫らしくなってきている。他人様の前で新をけなしてしまったり(良いこととは思えないんだけどねー)、新の至らないところ(精神的にガキっぽいところ)を矯正しようとしたり。

一方、新はアウェー(十家)での振るまいは若奥様そのものだが、お母ちゃんへの依存が断ち切れないまま。
心がきちんと自立できていれば、たとえ毎日帰ったっていいと思う。家事や介護のためにそういう生活を送っている人もいる。
しかし新がアパートに行く理由は、住み慣れたホームに逃げ帰る気持ちが半分以上ではないだろうか。十新になったのだから、新のホームは新居であるのに。

十家でもだいぶ自由に動くようになってきているが、アパートでは水を得た魚のごとく。
5020

虎先生に当てつけるようにお母ちゃんにベタつく。
5021

こんなん見せられたら、お母ちゃんだって「わたしが近くにいては、この夫婦は駄目になる」と確信をもったことでしょう。
5022

想いが届く前はいつ恋が成就するかの問題だったけど、結婚後のすれ違いや仲違いは完全なる別離になってしまうから。
 
 
このタイミングでお母ちゃんが京都で住み込むことが発覚。
最終回まであと2回。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第49回-

2016/6/10 金曜日 - 0:39:41 - タグ:

前回の続き。新とマー坊は、新と虎先生の部屋に籠城。

唐突に出てくるバット。なぜここにバットが?などと疑問を持ってはいけない。
4901
虎にいさんが入ってきたらバットで殴ってやるなんて、龍之介夫婦はマー坊にピアノを習わせる前に、子育てについて真剣に取り組んだ方がいい。
章子さんと不仲だったときには家庭を顧みなくてマー坊放置で、章子さんと仲直りしてからは章子さんにベッタリで、どちらにしろマー坊を放置してんだよ。いまはバットの向き先は虎先生だけど、反抗期になったらどうなるか……わかってますよね?
 
 
どうして虎先生が閉め出されなければならないのか。
4902
虎先生が気の毒で、もはや笑い事ではない。
 
 
4903
「虎之介、おまえまた、むくれているのか」
「そうじゃないけどね」と答えつつ、虎先生は広道のところへ。家で機嫌悪くしているよりは懸命だと思う。

4905
「なんだあいつも大人げないなあ。七つの子どもと張り合ったってしょうがないのにな」
「虎之介には虎之介の言い分があるさ」

さすが院長先生。その通り。
マー坊は虎先生と新の子どもじゃないんだよ。龍之介先生は親でしょーが。他人事じゃないっつーの! 我が子は人に向けてバットを振り上げるような子に育っちゃってますよ。
 
 
院長先生たちにお茶をいれようとするお母ちゃん。新はすっかり勝手知ったる様子。
4904
新「お茶碗は?」
友「三つ」
新「そこ」

嫁ぎ先で台所を取り回す娘に、お母ちゃんはなにを思う。
 
 
虎先生と広道の話題はお正月の過ごし方について
4906
虎先生は1人でお正月を迎える友さんが心配。
広道が友さんを誘ってお正月を祝ってくれるというので一安心か。
「おまえも早く親になれよ」と虎先生にハッパを掛けたり。
 
 
瓢箪から駒で小雪さんの妊娠が発覚。ドラマの中で存在感を確保するために妊娠という飛び道具を出してきた。ぶっちゃけ本当にどうでもいいです。
龍之介先生と島先生が揃っているとろくなこと言わないからちょっと嫌……。結婚指輪不要論とか。
4907
今回は龍之介先生がいっぱしの子育てしている風で御高説ぶってるけど、血の繋がらないおばさんと「一緒に寝る~」と泣きわめく子ども1人どうにもできないくせに。
 
 
物憂げに窓の方を見る新。
4908

部屋に入ってすぐに新の様子に気づく虎先生。
4909
「どうした?」

虎先生のことを無神経とか考え無しとか、この感想ブログで扱き下ろしたこともありましたが、新の様子に気づいて声を掛けるところはさすがです。第1シリーズの第26回で寂しそうにしている光に気づいて声を掛ける進矢さんを思い出しました。
それに、虎先生は新に対してはいつも気を向けていたもんね。というより新のことしか考えてない。水戸さんのことを弁解しようとしたり、小林知子さんのことでヤキモチやかせようとしたり、カマボコ買ってきたり。

2人がグーッと近寄ってきて一緒のタイミングでベッドに腰掛けるとか!!
4910

4911
「結婚して初めてのお正月だなあ」
「俺だって初めてのお正月だよ」

_:(´ཀ`」 ∠):_
誰か!特別大きいカフェオレボウル持ってきて!!砂糖をはいてしまいそうだから

「いつか生まれてくる俺たちのベビーのために」とか
ベビー!!

「どうせみんなからお祝いをもらうんだから、ほろ蚊帳は広道にもらおうじゃないか」
4912
「やだあ」

虎先生がセコイこと言ってるけど、新とイチャイチャして眼福だからまあいいか。広道は逃げて。
マジな話、そんなに早く子宝に恵まれなくてもいいんじゃないかな。特に虎先生はしばらく二人っきりを満喫した方がいいように思える。
でも同居で甥っ子が割り込んでくるんだから、子どもができて家から独立した方がいいような気もする。さすがにこの部屋で親子3人は無理でしょう。
 
 
暮れも押し迫った12月28日。新は洗濯物を大量に抱えて、お母ちゃんにヘルプミー!
しかしお母ちゃんはこれから旅行にいくという。
4913
「困るよお。章子義姉さんは京都行ってるし、きみさん1人じゃどうしようもないし

きみは無能か。十家は院長先生、龍之介一家(3人)、虎之介夫妻(2人)の6人だろ。私の友人夫妻だって5人家族で兼業の嫁さん頑張ってるわ。
しかも章子さんは普段からまめに家事をやっている。それでどうしようもないなんて、きみは家政婦失格じゃん。家族面して家庭内のことに口を出してくるわ、子ども(マー坊)にろくでもないことを吹き込むわ、きみって一体なんなのさ。家政婦の仕事をなめんな。
そもそも、章子さんが帰ってきて、新が嫁入りした時点で、きみはお役御免なんじゃないかなーって思ってた。台所に3人並んじゃって狭そうだし。
 
 
気を取り直して洗濯物を抱えた新が、チラリと虎先生を見て通りすぎる。
4914
少しは手伝えボケ!ではなく、自然に目線を送った様子。

虎先生もすかさず気づく。
4915

4916
「少し休んだらどうだ。さっきから働きづめじゃないか。体壊すぞ」

そう思ってるなら手伝え!と平成の嫁は思うわけですが、虎先生はふんぞり返ってないだけ良心的な夫なのかもしれません。

アイロンの霧吹きを手伝うフリして新の顔に吹きかける虎先生。
4917
「よーし、じゃあやってやるぞ」

4918
「やったなこのやろう! ヘッドロックだ!」
「まいった、まいった」

新と虎先生のじゃれ合いって微笑ましくていいなあ。新もギャアギャアうるさくないんだわ。
 
 
京都の実家で過ごすはずの章子さんが帰ってきた。
4919
「ただ~いま♪」

章子さん無双ふたたび。1人でお正月のお節の材料、鶏肉、おでん種、おまけにお正月用のお花まで買ってきた。章子さん1人で買い出しが済んじゃったよ。帰りがけに年越し蕎麦の注文まで済ませるとは。章子さん+助手の新くんでお正月の準備はバッチリじゃん。

新は生け花を知りたいと章子さんに申し出ているわけだけど、きみはど真ん中で何やってんの?
4920
花なんか生けてないで真面目に仕事しなさいよ。
 
 
章子さんが十家に帰ってこられたのは、お母ちゃんが京都に行ってお手伝いを申し出てくれたから。
前回、前々回と院長先生と龍之介先生で「京都に信頼できる人がいれば。友さんのような」とネタ振りしてましたが、強引な展開ではあります。京都が実家で旅館をやっているのに、京都近辺に親戚筋は誰もいないのか、とかねえ。
しかし虎先生が丁寧に新に諭している声をきいていると納得してしまいそうになる。

4921
「新……」

4922
「虎先生……」

そこは虎之介さんと呼んでもよかったんじゃないかなああああ?
 
 
4923
「人はね、自分1人で幸せになっているんじゃないんだ。僕たちのいまの幸せだって僕たちを愛してくれている人たちの親切だとか思いやりだとか、心遣いに支えられて幸せになってる」
「うん」
「ありがたいことだな」
「うん」
 
 
おおおおお。虎先生が大人だあ!
第5回で注射を痛くないように打つにはどうすればいいか新に諭した頃のようだ。
新と虎先生の年齢差を考えれば、虎先生はこれぐらい落ち着いているはずなんだなあ。でもそれだと、虎先生が憧れの人になってしまって、新の片想いの印象が強くなっちゃうからなあ。特に第2シリーズは、虎先生が新に向ける想いを強く描く必要があったと思うのですよ。その理由については、いずれまた。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第48回-

2016/6/9 木曜日 - 0:51:28 - タグ:

いつのことだか思い出してごらん。あんなこと、こんなことあったでしょ

まー坊に背中から水を入れられたこと(第4回)
0411

寝てしまったまー坊をおぶって帰ったこと(第28回)
2817

なにがあっても(虎先生は)お~こら~ない

「いいんですよ。まー坊が側にいたって僕たちどうってことないんですから」と言っていたはずなのに。
虎先生とまー坊の、新をめぐる仁義なき戦いは既に幕を開けていたのだった。
 
第1回戦は押し出し(第43回)
4307

第2回戦は腕吊り(第45回)
4517

とにかく虎先生は新をひとり占めしたい。新と二人っきりの時間を邪魔する者は容赦なく排除する虎先生であった。
 
 
章子の母が旅館を売ると言い出して、龍之介夫婦は急きょ京都に出かけることになった。明日テストだからママが勉強みてくれるっていったのにーママーママーと、まー坊がグズグズ言う。
おじいちゃんに勉強をみてもらうのはイヤだというし、虎先生も引き受けたがらない。
新が「虎ねえさんがみてあげるよ」と言ったとたん、「虎ねえさん一緒に勉強してくれる? 虎ねえさん一緒に寝てくれる?」とご機嫌になるまー坊。
 
 
みんながメデタシメデタシの雰囲気の中で虎先生だけが物騒な表情をしている。
4801

それが7才の甥っ子に向ける目つきかw
4802

虎先生の茶碗はまだ空なのに「どっちが早く食べるか競争ね!」の新とまー坊。
4803
なんだか虎先生がかわいそうになってきた。
虎先生が、まー坊の勉強をみるのを嫌がったのは新と2人の時間が減ってしまうからだと思うんですよね。それなのに新が引き受けちゃうもんだから。夫の慕情、嫁知らずってとこでしょうか。
 
 
昨日(第47回)はしーちゃんの寝ぼけがケンカの原因のひとつになってしまったので、広道が責任を感じて虎之介夫婦の様子を伺いにきた。
4804
「ところで奥さんはどこ行ったんだい」
「奥さん?」
「新くんだよ」

4805
「ああ、あいつもう奥さんだったか」

完全に拗ねてやがる!
拗ねていると同時に、夫の余裕もにおわせているように見えた。
 
 
新だってさ、まー坊に「ここで寝てもいい?」ときかれて承諾はしたけど本意ではない。
4806
勉強の面倒を引き受けたのは義実家の手前、気を使っただけなのだ。
 
 
虎先生がやれやれ酷い目にあったと部屋に戻ると、自分のベッドでまー坊が寝ていた。
激おこ虎先生。そりゃそうだ。やっと二人っきりになれると思ったらこれだもの。
「俺はどこで寝りゃいいんだよ」と虎先生がプンプンすれば、「まさるちゃんの部屋のベッドが空いてるってさ」と新が返す。
4807

4808
「昨日だって別居だったんだよ」
「いいじゃない、しょうがないよ」

4809
「あっさりしてるねえ。知りませんよ、あたし浮気しても」

女言葉で、できもしない浮気を騙る虎先生。こういうことをてらいなく言えるのは、新と虎先生がしっかり結ばれているからこそ。おでこにタンコブできたら、絶対に舐めてるだろ!

| ゴロゴロ
|r’⌒X⌒ヽ ∩゙⌒゙、⊃
|ヽ__乂__ノ (。Д。)⊃ モファ
 
 
結婚してから新は虎先生に対してかなり素直になりました。好意を隠したりしない。
 
「ホントはね、あたしだってさ……」
4810 
エロいエロい、虎先生の流し目がエロい。

4811
「なんだよ……新……ん?」

だから「ん?」がエロいんだってば!

ホームドラマなので、このまま虎先生が新を押し倒すのを許すわけにはいかぬ。テレビの前の茶の間が凍る。
4812
「虎ねえさん、おしっこ~」

お約束のタイミングで邪魔されて虎先生、舌打ち。
4813
「あの野郎……甘ったれるな!!」

虎先生、あの野郎はまだ7才です。
 
 
院長先生は良き父であり、よき義父であり、よき祖父である。まー坊がよく眠れているか見回り。掛け布団をめくってみたら虎先生でビックリ。
「おまえら夫婦は上手くいっているのか」
「毎晩別居しているじゃないか」
心配してくれているが、心配の内容がちと下世話w

4814
「風邪引くなよ」
と掛け布団をかけてくれる院長先生だったww

虎先生も院長先生も「別居」なんて言葉で濁してますけど、言い換えればいわゆる「夫婦生活」のことですよね。
  
 
翌日。龍之介先生が単独で帰宅。
4815
虎先生の『パパが帰ってきた』三段活用

「おい、パパ帰ってきてるぞ」(やっと新が解放される)
「ねえ虎ねえさん」
「おい、パパ帰ってきてるよ!」(早くパパんとこ行けよ)
「ねえいいでしょー虎ねえさん」
「おい!パパ帰ってきてるんだよ!!」(このガキ!)
「うるさいなあ!パパは関係ないよ!」

パパ駄目だなあ……。日頃の親子関係の薄さがパパ<虎ねえさんになっちゃってるんですわ。

まー坊が「うるさくて話もできやしない」と新を引っ張っていってしまった。

4816
「おい、まー坊! 虎ねえさんはお前のもんじゃないんだぞ!」
そうだよ! 虎先生のものなんだぞ! 虎先生がまー坊の人生の2倍以上の時間をかけてやっと手に入れたんだからな!
 
ここまでは虎先生ったら片時も新と離れたくないのねwとニヤニヤ楽しんでいたのですが……
 
十家は修羅場
4817
泣きながら「虎ねえさんと寝るー」と繰り返すまー坊がちょっと気持ち悪くみえてきた。
「虎にいさんなんか死んじゃえ!」
「そんなこといったら虎ねえさん悲しいよ」
「うん。言わないよ。だから一緒に寝て」
死んじゃえって言葉も引くし、そこまでベッタリされると、まー坊が成長するに伴い、新は適度な距離感を保つように用心しないとマズイんじゃないかと下世話な私は思うわけです。
 
 
でも、もしも、まー坊が姪で虎先生にベッタリで新がヤキモキする展開だったとしたら、滅茶苦茶ストレスが溜まったと思います。ヘタしたら視聴脱落するくらい。まー坊が甥で、虎先生が大人げなく怒るから面白く見られました。
それから、もうひとつ良かった点は、新が十家の面々の前で虎先生と龍之介先生を叱り飛ばしたこと。義実家で自分の意見をハッキリと主張するのは初めてだったのではないでしょうか。
 
 
まー坊と大人たちの関係については、以前記事に書きました。
『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-番外-まー坊と大人たち

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第47回-

2016/6/8 水曜日 - 0:25:04 - タグ:

祝・初夫婦ゲンカの第47回

実家でガッツリご飯をいただいている新くん。
4701
十家の今夜のメニューはお鍋でした。
昼食でさえ身体をちいさ~くしてチンマリいただいて、食後のお茶も遠慮して「水が好きなんです」とそそくさと逃げちゃうんだから、一つのお鍋をみんなで突き合うのはハードルが高くてろくすっぽ食べられなかったのでしょう。
章子さんが気遣ってくれても、「もう結構です。お腹いっぱいですから」って遠慮しちゃうでしょう。
虎先生がいれば「なんだよ、全然食ってないじゃないか。ほら、肉も食えよ、俺よそってやるから」ぐらい言ってくれそうですけどね。
 
 
セーターが見つからなかったと言い訳する新に、院長先生はいちいちそんな気を使わなくても目と鼻の先なんだから、時々帰ってあげればいいと仰る。
4702
繰り返し「最初から無理をするな」「ボチボチで良いんだ」と仰っているのに、新はどうして身構えてしまうんだろうね。十家の人々がやさしくて、却って気後れしてしまっているのかな。
虎先生の帰りが遅いから、先に風呂に入って寝なさいとまで仰っているのに。
 
 
お茶の支度をして虎先生を待ちながら婦人雑誌の『新妻の心得』を音読する新。
4703
「『夫の帰宅時間になったら薄化粧をして着替えをして待つこと』薄化粧ったってお風呂に入っちゃったし無駄だと思うんだけど」

薄化粧というか、フルメイクしてるね。以前から寝起きで頭ボサボサなのにメイクは完璧で気になっていたが、脳内でノーメークだと補完していた。これはさすがにツッコまざるを得ない。
 
 
虎先生、完全に帰りそびれる。いまから恐妻家か?とからかわれて見栄を張ってしまったのだけど、堂々と愛妻家だと名乗ればいいじゃないの。愛妻家というよりも溺愛妻家かな。子どもの頃から好きだった子と結婚したんだからさー。
そういえば、中学、高校、大学と恋愛談義はしなかったんですかね。広道だかしーちゃんには「絶世の美女と結婚する」とか言っていたみたいだけど、よくわかりません。
4704
ところで、左3人のなかの誰がニューヨークに行くんでしょう。とてもそんな風にはみえない。
 
 
虎先生のネクタイは、だるんだるんになっているのに、広道は首元できっちり締めたまま。
4705
虎先生もたまには広道の話の聞き手になってもいいかもよ。広道はいろいろ溜め込んでそうだ。
 
 
こんな調子だから、午前0時を過ぎても虎先生は帰ってこない。ラジオで新宿で大きな事故があったとニュースが流れた。
新は不安になって実家に戻り、お母ちゃんに相談する。
十家には虎先生の家族が住まっているのに新は「助けてお母ちゃん」になっちゃうか。
 
 
無事に帰ってきた虎先生。
4706
酔っ払いの脳天気さに安心するやら腹立つやら。
虎先生もアルコールで気が大きくなっちゃってるもんだから、たびたび実家に帰る新に不満をぶつける。
4707
そりゃもうケンカ勃発さ。

勢い余って肘を箪笥にぶつける始末。
4708
演技かアクシデントか微妙なところ。新は一瞬照れ笑いっぽい声をもらすけど、虎先生の勢いがそのままだったので、それに乗っかったような雰囲気。
 
 
「人がせっかくお茶の用意をして待ってたのに……。ケーキ買ってく……」
4709
「ケーキどうしたのよ!?」

4710
「あ”……」

新に形勢が傾いた瞬間w
 
 
4711

4712

部屋から追い出されるまで10回も新って呼んでいた。
もう呼び捨てもすっかり馴染みました。

4713
一緒の家に住んでいるのに扉を叩いているw
 
 
そしてケンカの声が龍之介夫婦の部屋に聞こえてる。万希男が聞き耳たてているわけじゃないから、どうということはないんだろうけど、決まり悪いなあ。
新婚一日目の夜には家に誰もいなくてホントによかった。誰かいたら幸せな朝は迎えられなかったかもしれませんぜ。
 
 
虎先生を追い出してしまったのを後悔。
4714
虎先生の掛け布団を巻いて虎先生のベッドに座っていて、いじらしい。虎先生は一晩中、戻ってこなかった。
 
 
翌朝、新は章子さんに、虎先生とケンカをしたことを打ち明けて助けをもとめる。
4715
「で、あたし『出ていけー!』って……」
「まあ、勇ましいのねえ!」

よかった……!!章子さんに新の本性を現せてよかった。被った猫なんか脱いで捨てちまえですよ!

章子さんも親身になってくれている。
4716
新と虎先生の夫婦ゲンカは、新が章子さんと打ち解けるキッカケになったと思う。
 
 
院長室で寝ていた虎先生が戻ってきた。
4725
4717
「どうしちゃったの、意地悪ー」

4719
「ごめん、ごめん。ゆうべは俺が悪かったよ」
「わたしが悪かったのー」
「心配したか?」
「うん」
「馬鹿だな。どこにも行きやしないじゃないか」

夫婦になると仲直りのやり方も甘いんだなあ……。ゲフ……
4720
 
 
今回は初夫婦ゲンカの回で、章子さん無双の回でもある。
章子さんの京都の実家からお漬け物が届いたので、お母ちゃんにお裾分け。
4721
「お漬け物お嫌い?」
「大好きです」
「じゃあ是非召し上がっていただきたいわ」

章子さんの「召し上がっていただきたいわ」の言い方に品があって、優しさに溢れていて、聞いていてとても心地よかった。
 
 
お母ちゃんにお漬け物を届けにいく新に虎先生が「早く帰って来いよな」
4722
それを見ていたまー坊が「虎にいさんも、虎ねえさんも仲がいいんだなあ」

まー坊、次回に向けての宣戦布告か……?
(次回はいよいよ虎先生VSまー坊ガチバトルです)

それはともかく
4723
新に女性らしい仕草が増えているのは虎先生とイイ感じだからなんだろうなあと思います。
お母ちゃんといるときの新も本当の新だけど、虎先生といるときの新も本当の新なのだ。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第46回-

2016/6/6 月曜日 - 23:53:02 - タグ:

新と虎先生が結婚してから3週間が過ぎました。日めくりが12月7日だったので11月15日から数えて22日目ということで。

やっと緊張もほぐれてきたのかもしれない。新は8時過ぎに目が覚めた。
4601
隣のベッドはもぬけのから。めくれた布団がちょっと生々しい。新と虎先生は隣同士で寝てるんですよ! 夫婦ってスゲー。
 
 
4602
「すみませんでした。目覚ましかけといたんですけれども、うっかり寝坊しまして」

他人行儀だよねえ。実家にいるときと全然違うんだもん。
『アルプスの少女ハイジ』で主人公の自然児ハイジがイギリスに行ってストレスで夢遊病になってしまったけど、新も同じようになってしまわないか心配になる。
 
 
虎先生は、ちょっと不機嫌なくらいの方がカッコいいかもしれない……。
4603
「虎先生!」
「やあ、ねぼすけ起きたか?」

「ひどいじゃないですか! どうして起こしてくれなかったんですか!?」
「あんまりよく寝てるからさ、起こしちゃ可哀想だと思って目覚まし止めておいたんだよ」

さも気が利いてるだろとでも言わんばかりw
それに絶対、ニタニタ笑いながら新の寝顔を眺めていたに決まってんだよ。ああ目に浮かぶわ。

4604
「(ご飯を食べるの)待っててくれたっていいのに。意地悪なんだから!」

『新が夢遊病になっちゃうかも』と書いたけど前言撤回。
アウェーの十家で遠慮の塊で暮らしている新だけど、虎先生にだけは正直な気持ちをぶつけていた。新は虎先生が頼りなんだから、虎先生は責任重大だぞー。
 
 
虎先生は昼食休憩
4605
話題はまー坊について。

4606
「いいんですよ。まー坊が側にいたって僕たちどうってことないんですから」

虎先生……その言葉忘れるなよ……。というか、むしろ大変なことになるフラグですよね?
今までの状況からみると、新はどうってことないと思いますけどね。新は。
 
 
章子さんは新のことも気遣ってくれている
「お嫁にきた当時はつまらないことで気を使いますから、『ご飯食べてこい』って虎之介さんが仰ってくださいね」
虎先生も言われてハッとした様子で「あいつのこと、よろしくお願いしますね」なんて、いっぱしの亭主のよう。
 
 
新の昼食休憩。
うっわー、すっげー居心地悪そう。龍之介先生も章子さんも威圧感なんか出してないのに、新が勝手に1人で縮こまっちゃってるよ。
4607
やっとわかった。新って、ものすごい内弁慶なんだ。
お母ちゃんと丁々発止で考えなしにポンポン言えるのは身内だから。虎先生にギャンギャン噛みついていたのも、虎先生に甘えていたから。虎先生も新にケンカを吹っ掛けられて本気で相手をしつつ、新を好きな気持ちに変わりなかったのは(第6回で「僕は怒ってませんよ。新くんのすることに腹なんか立ちませんからね」という名言が!)、甘えられていると無意識に理解していたのかもしれない。
 
 
虎先生は今夜おでかけ。友人がニューヨークに行くので送別会をするという。
4608
「夜のお食事は外ですね」

4609
「ひとりで寂しいか?」

虎先生、ヘラヘラ笑ってる場合じゃないですよ! 新くん追い詰められちゃってる。
 
 
虎先生は身支度も1人で出来ちゃう。ずっと1人でやってきたんだからって。
別になにがどうってわけではないのに、新の固い表情を見ているとモヤモヤとした不安感が広がる。意地悪な人がいるわけでなし、大きな事件が起きるわけでもないのに、心をざわざわさせる『ありがとう』ってホントにすごいなあ。

4610
「早く帰ってくるからな」

出た。虎先生の「早く帰ってくるから」
慰安旅行のときはマジで早く帰ってきた。病院の近所で火事があったからだけど。
小林知子さんを送ったときはアクシデントで遅くはなったけど、カマボコ買って帰ってきた。
さて、今度はどうなるか。
 
 
新は実家に帰ってしまう。
4611
お母ちゃんに叱られるのも嬉しそう。ケタケタ笑ったり、じゃれたり、新って、ノビノビしている子だったんだなあと思い出させてくれる。

でもこれって、かなりヤバイ傾向だと思う。
新は親離れが全然できてないし、お母ちゃんも子離れできてない。
虎先生、結婚したからって安心するのはまだ早そうだ。がんばれ虎先生、負けるな虎先生。
 
 
 
 
 
 
さて……ツイッターではチョボチョボ呟いていたのですが……広道の問題発言について。
書こうかどうか迷った。嫌なことは書きたくないもの。でも、こればっかりはどうしても書かずにはいられなかった。
事の発端は、家事を全くやらない小雪さんに鉄之介が腹を立てて十七子に相談したこと。

4612
「話してわからなければ時にはぶん殴るのも男の愛情だといいますからね」
「もちろん手加減しますよ」
「愛情があればなにをやってもいいんじゃないですかね」

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工
よりによって広道がそれを言う!?

おちゃらけはこれくらいにして、ちゃんと真面目に語りますけれども。
たかがドラマに目くじら立ててとか、時代が違うんだから仕方ないじゃないとかもわかるけれども、これは普遍的な心だと思うので。

恋は憧れる心、愛は慈しむ心と、ある人からきいたことがあります。
憧れは思う側の期待や願望が混ざったりします。相手が自分の期待と違ったり、思い通りにならなければイライラすることもあるでしょう。
慈しみは大切にすること、大事にすること、受け入れること。

「愛情」と「なにをやってもいい」って正反対の意味を持っていると思います。
愛があれば殴っていい? 手加減すればいい?
とんでもない。痛い思いをするのは相手です。極端な話、傷害事件を起こした人の言い訳みたいです。
「手加減したつもりだった」「愛していたから殴ったんだ」って。

広道の普段の物言いを思い返してみてください。
「愛情があればなにをやってもいい? 冗談じゃない。そんなものは愛情に名を借りた傲慢以外の何ものでもないよ」
こういう台詞の方が言いそうじゃありませんか?(ちょっと『白い巨塔』の里見先生が入ってますけど)

十七子の反応も変です。
十七子は他人の横暴を許さないとハッキリ主張するタイプの人のはずです。
「意外と男らしいのね~」なんてウットリするわけない。そんな人はクビ宣告されたときにハンガーストライキなんかやらない!
「そんなの男の傲慢よ!暴力に訴えるなんて最低だわ!!」って声が聞こえてきませんか。

変だな~、こんな人たちのはずじゃないんだけどな~
こういうこと、前にもありました。
第29回、小雪さんが嫁入りした直後の十家の連中です。

誰も彼もが小雪さんを顎でこき使いました。
西瓜の塩をとれとか、目線を反らしたまま「おかわり」とか。院長先生までインターフォンでお茶を要求する始末。
2901
新はとっても大切にしてもらっているのに。小雪さんが気の毒すぎます。
 
 
これ、どっちも鉄之介夫婦が軸になる話のときです。鉄之介夫婦の話を動かそうとすると、周りのキャラクターがおかしくなるのはどうしてでしょう。
鉄之介は情けない出番ばかりですよね。十家にくるときは「お金貸して」ばっかり。
たまに話を動かそうとすれば周りの人々がキャラ崩壊。
もう鉄之介夫婦はどうでもいいんじゃないかなあ。無理に話の中心にもってこないでほしいなあ。
あと6回しかないんだから。
最後に毒を吐きます。鉄之介のパカっぽい表情を見ていると無性に腹が立つんです。役者さんではなく、鉄之介という存在が腹立つ。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第45回-

- 0:04:28 - タグ:

結婚式を終えて夜が明けて新婚二日目の朝。

鼻唄まじりで朝ご飯の支度をする新。
4501
鏡に写る自分を見て思い出し笑い。

院長先生に「どうやら幸せな朝らしいな」と問われて
4502
「もちろんですよ」
と答える虎先生。

_(´ཀ`」 ∠)_
もう朝からお腹いっぱい。
鏡を見て思い出し笑いは、ささやかで、それでいて昨夜のなにかを匂わせる見事な描写だと思いました。
 
 
「ご飯よそいましょうか」
4503
「俺やろうか」

虎先生……ほんの3ヶ月ばかり前にはテーブルに目線を向けたまま「おかわり」とか言ってたんだぜ……嘘みたいだろ……
2901
相手によって態度変えすぎだよ!
 
 
井の頭公園に散歩に行かないかと新を誘う。
4504
そういえば、前回の慰安旅行のあとに『みんなで井の頭公園に行く』に早とちりして張り切って参加したけど新くんが不参加で、鉄之介に逆ギレしたこともありましたね。

新は家事が忙しいからと虎先生のお誘いをお断り。
4505
「なんだい。俺と散歩する暇もないって言うのか」

夫婦になっても、簡単になびいてはくれませんね、新くんは。
 
 
新婚二日目だっつーのに、どうして1人でベッドの上で読書してなきゃならんのだ。
4506

階下に降りてみれば、鉄之介に「義姉さん出かけたよ。買い物じゃないかな」ときかされた。
4507
「ひどいなあ。ひとこと言ってくれりゃいいのに。しょうがないな。どこ行っちまったんだろうな。駅前か……」

新を追って外を探し回ってしまう虎先生。
4508
「マーケットの辺りに新がいませんでしたでしょうか」

新婚二日目で……( ;∀;)
希さんも苦笑していたよ。

結局、青い鳥はすぐそこに。
4509
「なんだよ、どこ行ってたんだ」
「あたし?」
「探しちゃったぞ。駅の方まで行っちゃったもん」

行くな! 駅の方まで!
 
 
私事で恐縮ですが、ここ一週間ほど多忙と風邪で感想を毎日更新できなくて、二日間でまとめて書いたら、虎先生の新への溺愛っぷりにアテられて砂糖を吐いてしまいそうです。
 
 
新と虎先生のイチャイチャに気を取られていると
4510
この2人にもワンツーパンチを食らいそうな今日この頃です。
早く家に帰れwww
 
 
新まだかな~
4511

まだだった~
4512
院長先生・龍之介先生(wwww)

4513
「新さん、もういいわよ」
「いいです。やります」
「さっきから虎之介さんが覗いてばっかりいるのよ。可哀想だからお2階に行ってあげなさい」

可哀想ってwww
奥さんを好きすぎて同情されとる。
 
 
やっと二人っきりになれると思ったのに
4514

2人がイイ感じになると
4515

まー坊が割り込んでくる。
4516
大人の会話に子どもが割り込んでくるウザったさが妙にリアル。
自分が子どもの頃にまー坊のような割り込み方をした覚えがあるし、大人になった現在は割り込まれるイライラ感に覚えありw

虎先生VSまー坊 第2回戦
4517
虎先生!手の繋ぎ方!!
 
 
新は実家での~びのび。
4519
朝からテキパキ朝食の支度をしたり、かいがいしく洗濯して掃除して昼も夜もご飯を作って、やれば出来るけど、やったら疲れるよねえ。
院長先生も最初から頑張りすぎると疲れるぞと仰ってくれたけど、なまじ出来るもんだからやっちゃうんだよ。
新にとって十家はまだ自分のホームではない。アウェーなのだ。
 
 
公園で新を待っていた虎先生。直前に龍之介先生とまー坊のことでケンカしていたので表情が固い。
4520
普段デレデレすぎるから、キリッとしていてカッコいい。
虎先生が巻いているマフラーに見覚えがあると思ったら、第4回で新が巻いていたマフラーに似ていた(というか同じ?)。
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お互いに好き同士なのに気づいていない頃。
第4回にみたときも男女兼用っぽいサイズとデザインだと思ってた。新に似合っていた。
小物を共有しているのかな(*゚∀゚)=3

マフラーを新に巻いてやり、じゃれあって
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虎先生が新の肩を抱いて2人並んで帰っていく。
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新が無理をしていることには気づけなくても、虎先生の新を想う気持ちはお母ちゃんにも負けてないはず。

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『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第44回-

2016/6/5 日曜日 - 20:08:08 - タグ:

虎先生と新はお宮さんに詣でた帰りに区役所に婚姻届を提出した。そして始まる結婚披露の会。
新と虎先生の夫婦編スタート!
 
 
第44回でまず気づいたのは配役テロップ

前回までは「古山 新」だったのが
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今回から「新」に変わった。
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古山新ではなくなったんだなあ、としみじみと。しかし十新と表するのは憚られる、そこはかとない切なさを感じます。配役名ひとつとっても、いろいろ考えさせられる奥深さ。
鉄之介と結婚した小雪さんのテロップがしばらく経ってから「十小雪」に変わったことからも、新の配役名をことさら大事にしていることが感じ取れます。
 
 
前回、龍之介先生が「院長室で乾杯をする」と言っていて、全員入らないじゃないのお?と思っていたんだけど、院長室は意外と広かった。
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花束贈呈の役目を水戸さんに譲る婦長さん。
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もう水戸さんは解放してあげてよ!水戸さんは虎先生の元カノでないし、新が横取りしたわけでもないのよ!
別に水戸さんのおかげで2人が結婚できたわけでもあるまいし。
婦長さんこそ一番の功労者ですよ
水戸さんにとっては、次の恋のためにも虎先生好き♡は一刻も早く捨て去りたい過去だと思うの!
ふられた相手とその奥さんが働く職場なんか居づらいでしょうに。
虎先生を吊し上げる会の活躍でお役御免でよかっただろうに。屍に鞭打って立たせるようなことをして……。
 
 
なにもかも略式結婚で一時はどうなることかと思ったが、
親への花束贈呈や
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ケーキカットや
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みんなで歌ったりして、ツボを押さえた素敵な結婚式だった。
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あ、左端で広道がカメラマンやってる。
 
 
結婚披露の会が終わると病院スタッフは慌ただしく慰安旅行へ。どうして旅行当日というのは、事前に準備しているはずなのにバタバタしちゃうんですかね。
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「愚図だなおまえは、いくつになっても」

虎先生は鉄之介を馬鹿と罵って、龍之介先生は虎先生を「馬鹿だね、あいつは」とからかって、院長先生は龍之介先生を「いつまでたってもグズだなあ」と呆れるのがいいねえ。
 
 
汽車の中で食べる物を調達しにきた広道。おい広道、やることが十七子みたいになってきてるぞ。
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「おい、がんばれよ」

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「なーんだ、あいつ……」

がんばれって何をだよ。広道のイニシャルはH(エッチ)だからな。仕方ないなー。
 
 
次に院長室に入ってきたのは新。
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「やっと2人きりになれたね。新くん……」

新妻の恥じらいではにかむ新くん。大丈夫だ、虎先生。もう痴漢を見るような目つきで見られたり、手を振り払われたりしないぞ。
 
 
「やっとみんな出てったよ」
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わあっ! まだ院長先生がいた。
 
 
ハレの式が終わり、日常生活の始まり~
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虎先生は近いうちに溶けて液体になってしまうのではなかろうか。
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虎先生は新くんと夫婦二人きりで過ごしたかった。新くんだってそう言っていたじゃないか。それなのに……

親父がいる!
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鉄之介もいる!!
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小雪さんも来るだと!?

「親父も鉄之介夫婦も一緒に食事をするのか?」
「ええ」
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「話が違うじゃないかあ」
 
でも結局、許しちゃう。
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「大変だったろ。こんなにおかず作っちゃって」

鉄之介乱入
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「さあ、お義姉さんいきましょう」

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「ちっきしょう。あんまり馴れ馴れしくすんなよ、馬鹿」

新くんと鉄之介が2人で買い物に行ったと虎先生に知られたら、鉄之介はころされるんじゃないかな。
夫婦2人で初めてのお買い物♡ってスッゲー夢見てそうじゃん虎先生。
  
 
お互いの呼び名……どうすんですかね。
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「新くん、俺たち結婚したんだからさ。その『虎先生』っていうの病院だけにしようよな」

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「虎先生だって『新くん』って呼んでんじゃ~ん」

虎先生が10デレると、新くんが3デレる感じですかね。
 
 
お宮さんにお詣りにいくときに、虎先生のお母さんの形見の指輪を嵌め忘れたので、結婚式のやり直し。時間は午前1時過ぎ。
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虎先生が袂から指輪を取り出す動作と、新が虎先生の帯に挟んだ懐中電灯を取る動作の息が合っていて和む。
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なかなかスムーズに嵌められないのも何かの暗喩かな。
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気分も盛り上がったところで職務質問を受ける新婚夫妻。
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「十虎之介。5丁目の十病院の次男です」のあとに
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「十新。十虎之介の妻です」

職務質問で夫婦になったことを実感する虎先生と新であった。
 
 
ところで
いざとなると虎先生の後ろに隠れてしまう新くんに、虎先生は絶対萌えてるだろ。
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「なんだよ馬鹿、うるさいな。少しは気をきかせろよ」

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「怖いよー」
「大丈夫だよ。俺がついてるじゃないか。臆病だなあ。いつもは向こうっ気が強いくせして」

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「逃げ隠れすることないんだよ。僕たち悪いことをしてるわけじゃないんだから」
「だって……」

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