こんな僕だけど…… 『ありがとう』感想

2016/10/13 木曜日 - 0:15:49 タグ: , ,

2016年11月24日から『ありがとう』第3シリーズの放映開始ということで、いままで気になっていたけど記事にしていなかったことを書いていきたいと思います。

『ありがとう』第1シリーズから第3シリーズまで、石坂浩二さんの配役はここぞというところで言う言葉がありました。
 
 
こんな僕だけど
 
 
第1シリーズ 第30回 進矢
3051
3052
「こんな僕だけどね、近い将来、君を嫁にもらいたいんだ」
 
 
第2シリーズ 第43回 虎之介
4319
4330
「僕もこんな人間ですけど一生懸命やりますから安心してください」
 
 
第3シリーズ 元気 (ネタバレ御免)
「こんな僕でよかったら(お嫁に)来ませんか?」
 
 
初めて「こんな僕」を聞いたのは第1シリーズの進矢さんでしたが、何言ってんだ?この御方は。と思いましたね。
だって超絶二枚目で、ちゃんと働いていて、性格もいいのに「こんな」ってなんなの。進矢さんに「こんな」言われたら、世の人々は「どんな」なんだと。まあ衝撃的な言葉でした。
そしたら虎先生まで「こんな人間」で、元気さんも「こんな僕」と言ってるじゃあありませんか!

『ありがとう』は1970年代始めのドラマで、特に第1シリーズでは戦争の逸話も出てきましたし、いまとは異なる価値観の話もあります。男尊女卑の印象を与えかねない描写もありました(男尊女卑が脚本の平岩先生の思想ではないことは主人公を見れば一目瞭然ですが)。

そんななかで、進矢・虎之介・元気が「こんな僕」と称するのは、いい意味で違和感があり、新鮮でした。
「こんな」は卑下する言葉ではありますが、自分が大切に思っている人の前で自分を「こんな」と言えるのは、とても潔く、相手を尊重していることが伝わってきます。

「こんな僕」についてもっと深く掘り下げて考察したいのですが、夜も更けてきましたので今回はこれにて〆


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