『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第50回-

2016/6/12 日曜日 - 18:27:03 タグ:

結婚してから初めて迎えるお正月。

あらあらまあまあ新年早々ケンカですか。
5001
しーちゃんがいたらきっとこう言うね。
「駄目よお、虎先生も新さんも。お正月にケンカをするとねえ、一年中ケンカをしてしまうのよー。ねえ広ちゃん」
 
 
章子さんに口紅の色をもっと赤くした方がいいと助言する龍之介先生を見て
5002
「いい歳して見ちゃいられないよ。ベタベタベタベタして」

虎先生がなにを言っているのか、よくわからない。
直前に新と帯のことでケンカをしたから気が立っているのでしょうが、虎先生、あなた第38回で
5003
「メーキャップなんかいいんだよ。君はいつものまんまが可愛いよ」と仰った。結婚前で一番ポッポしていた時期だとしても、なかなかぶちかましてくれてますよ。新くんが完全に聞き流しちゃっているだけでw
虎先生がどんなにデレていても、新くんが全部スルーしちゃうからねえ……。そういう意味では虎先生の恋はいつまでたっても報われない。
 
 
院長先生
「おまえんとこは少しサッパリしすぎているんじゃないのか?みんなそう言ってるぞ『いつまたっても友だちみたいな夫婦だ』って」

5004
「そうかなあ?」

おそらく虎先生はいつまでも初々しいと脳内変換したのかもしれない。もしくは、友だちみたい=対等に仲良しの意味と捉えたのかも。
照れ笑いしてるけど褒め言葉ではないようですぞ、虎先生。

5005
「もう少し優しくしてやりなさい。女なんて単純なもんだ。優しくしてやれば喜ぶ。心でどんなに思っていようとも口でポンポン言ってちゃ駄目だ」
「でも夫婦は一心同体って言うじゃないですか」

ああ、この会話にデジャブ感が……。第25回。龍之介先生に虎先生が言っていた言葉
「夫婦は一心同体というけど、人間と人間なんだから口で言わなければわからないことだってある」
 
 
結婚したらポーンと忘れちゃったか虎先生。
というか、院長先生も含めて周囲の人は勝手なことを言うもんだ。虎之介夫婦がベタベタしていたらしていたで、目障りだとか仕事がやりにくいとか、友さんに気を使えとか言うんでしょう?なにをどうしたってガタガタ言われるのよ。仕方ないわ。
 
 
そうこう言っているうちに新のお支度終了。
5006
虎先生、照れちゃって直視できません。
 
 
院長先生
「友さんに見せてやりたいようだな。色気があってなかなかいい」
 
 
ちょっと!亭主が褒めるまえに色気があるなんて言う人がありますか!
意外と気が利かないオヤジだな!
 
 
虎先生
「色気なんかお父さんありませんよ。木偶の坊が着物を着たみたいじゃないですか」
 
 
そりゃ先を越されたらこういうしかないわな。わかるぞ虎先生。
でも当事者(新)は男の照れなどわからん。新の気持ちもわかる。みんなの前で貶しやがってとな。
5007

それにしても、お正月に家族揃って門の前で記念撮影とは、やっぱり十家は格式ある家なんだなあと思いました。いわゆる育ちがいいお家って感じ。
 
 
写真撮影が終わったら、さっさと着物の上から割烹着を羽織ろうとする新
5008
「割烹着きるのか?いいねえ。うちのお袋もよく着てたもの」

それを聞いて着かけた割烹着を脱いで下に叩きつける。私も短気な性分なので、新のムカッとくる気持ちがよくわかる。

おそらくね、虎先生がヘラヘラ笑えば笑うほど、新はムカムカきてるんだろうな。
5009
虎先生は夫の照れを判ってくれよで、新もみんなの前で貶さないでよ!でお互い相手に求めてるわけで、お互いに甘えているんだな。
ケンカなんかしなけりゃ、仲よく「お代官様、あ~れ~」ごっこが出来たかもしれないのに。
 
 
しーちゃんはボケかますし、喋り方ものんびりしているんだけど、感情的でなく、論理立てて話すタイプ。
5010
夫婦ゲンカすると、しーちゃんに理詰めでコテンパンにやられそう。
 
 
しょうがないから書くか……
十七子が初めて手術の助手を成し遂げた。
5011
ホッとしたからといってドサクサ紛れに男の胸に飛び込む女を私は信用しない(第1シリーズの光は除く。進矢さんが光を呼んだわけだし。なにより命が危険に晒された後だったから、抱きつくことにあざとさを感じなかった)。
新と虎先生だって院内で抱き合ったことはないんだぞ!コンチクショウ。
 
 
マー坊の絵日記
5012
「虎ねえさんと、パパと、虎にいさんで人生ゲームをやりました」

虎ねえさん>>(越えられない壁)>>パパ>>>虎にいさん
これがマー坊の中の序列だ。
マー坊と虎先生の戦いは今年も続きそうだな。
 
 
新がアパートに行くとお母ちゃんが帰ってきていた。
5013
新の服装がカワイイ。結婚前はわりとミニスカートを穿いていたのに、結婚してからはパンツスタイルばかりだった記憶があるんだけど、気のせいだろうか。

「明日まーちゃん連れてお義兄さんとお義姉さんが京都いくんだって」
「あんた、龍之介先生ご夫婦をお義兄さん、お義姉さんと呼ぶようになったんだね」
「病院じゃ龍之介先生と呼ぶけどね、プライバシーじゃね」
(当時はプライベートとプライバシーの使い分けがなかったのかも)

虎先生のことは未だに外でも中でも虎先生だけどな!
龍之介先生よりも先に虎先生の呼び名をどうにかして差し上げて。
 
 
看護婦室にグチをこぼしにきた虎先生。
5014
「別に佐久間さんにグチをこぼすつもりはないんですけどね。どういうんですかね、何かというとすぐにアパートに行っちゃうんですよ」

「そりゃ新ちゃんがいけませんわ」
「別にいけなかないんですよ(ry」
 
 
「でも結婚したんですから、いつまでも実家をアテにするようじゃ困りますね」
「別に彼女だって実家をアテにしてるわけじゃないんですよ(ry」
 
 
婦長さんの巧みな話術に引っかかり新の弁護をしてしまう虎先生。僕はなにをしにきたんだ?と首を捻りながら帰っていった。未熟者め。
 
 
虎先生がいなくなったあとに、サラッと真理を語る婦長さん。
5015
「人を愛するってことは大なり小なり相手を束縛するようになるのかもしれないわね。夫婦でも親子でもお互いに相手をどれくらい解放してやるかが人間の知恵なのか……」

5016
「ダメダメ。わたしには結婚を語る資格はなかったわ」

婦長さんの素晴らしいところは最後に必ず自分を下げるところ。立派なことを語って自分だけ気分よく終わったりしない。だから、見ている人の心に響くんだな。自分を持ち上げるための論説だと「おまえがいうな!」状態になるもの。
 
 
婦長さんと比べるまでもなく、まだまだ未熟者の新と虎先生。第2ラウンド開始
5017

木偶の坊と呼んだのは照れくさかったからだと弁解する虎先生。

5018
「いいじゃないか。俺がなにを言ったってわかってるんだろ?」
「わっかりっませ~ん」

虎先生……、なにを根拠にわかってくれると思えるんだ?婚姻届は万能のカードじゃないんだぜ。
患者さんにお茶を持っていってあげたって、雛あられあげたって、横浜までついていってあげたって、水ようかんあげたって、慰安旅行で「すぐ帰ってくるから」と言ったって、カマボコあげたって、「僕が本当に好きなのはね」と言いかけたって、新くんは「もしかしたら、あたしのこと……」程度だったんだそ。虎先生の溺愛っぷりなんか、わかるわけないだろー!
 
 
「悪かったわね!」
5019
「新!」

虎先生の「新!」がお母ちゃんの叱り方に似ている気がした。ケンカというより、駄々っ子を叱っているような雰囲気。
よくも悪くも虎先生は夫らしくなってきている。他人様の前で新をけなしてしまったり(良いこととは思えないんだけどねー)、新の至らないところ(精神的にガキっぽいところ)を矯正しようとしたり。

一方、新はアウェー(十家)での振るまいは若奥様そのものだが、お母ちゃんへの依存が断ち切れないまま。
心がきちんと自立できていれば、たとえ毎日帰ったっていいと思う。家事や介護のためにそういう生活を送っている人もいる。
しかし新がアパートに行く理由は、住み慣れたホームに逃げ帰る気持ちが半分以上ではないだろうか。十新になったのだから、新のホームは新居であるのに。

十家でもだいぶ自由に動くようになってきているが、アパートでは水を得た魚のごとく。
5020

虎先生に当てつけるようにお母ちゃんにベタつく。
5021

こんなん見せられたら、お母ちゃんだって「わたしが近くにいては、この夫婦は駄目になる」と確信をもったことでしょう。
5022

想いが届く前はいつ恋が成就するかの問題だったけど、結婚後のすれ違いや仲違いは完全なる別離になってしまうから。
 
 
このタイミングでお母ちゃんが京都で住み込むことが発覚。
最終回まであと2回。

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