『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-第43回-
2016/6/5 日曜日 - 16:37:29 タグ: ありがとう第2シリーズ
新と虎先生の結婚準備も大詰め。
散乱する衣服
運び込まれる家具
お祝いも続々と
わーい、俺たちの愛の巣だー
あ”!?
新くんの湯飲みでお茶を飲むまー坊。
「せっかく夫婦茶碗でお茶を飲もうと思ったのに……」
「夫婦茶碗ってなに?」
「なにをぅ!?(怒)」
虎先生、相手は子ども!7才!
すったもんだの末に恋が成就し、結婚前のゴタゴタも乗り越えた新と虎先生。その次の試練は、虎先生の天敵となる、まー坊の降臨である。
虎先生とまー坊の戦いの火ぶたが切られようとしていた……。
第1回戦は虎先生の押し出し
「どうしてまさるちゃん下に連れてっちゃったの?」
「だって邪魔じゃないか」
「構わないのに。おとなしくご本読んでたもの」
「君のお茶碗でお茶なんか飲むしさ」
「だって減るわけじゃないもん」
君のお茶碗とか、部屋に入られたくないとか、虎先生の方が女々しい。だが、そこがいい。
「減るわけじゃない」なんて一般的には鈍感な旦那様が言いそうだけど、新と虎先生は逆転カップルなのだ。
虎先生を吊し上げる会は、虎先生と古山さんの結婚式を盛り上げよう会に移行。プラスお母ちゃん。
さりげなく広道の隣に陣取る十七子。
虎先生は右を見たり左を見たり、うっきうき
「女の子ってのはずい分いろんなものを持って嫁にくるもんだね」
ベッドはツインですか。色違いの寝具も照れますなあ。
「これが俺たちの新居か」
新がさっぱりしている分、虎先生が乙女成分を一手に引き受けている。
そもそも新は「大きくなったら虎先生のお嫁さんになりたい」なんて一言も口にしたことない。虎先生の方が「子どもの頃から好きだった。ずっと前から結婚しようと思っていた」だもの。
院長先生が虎先生に母の形見の指輪を託す。明日、お宮さんに行くときに新の指に嵌めておやりと。
虎先生のお母さんは3人の息子たちの嫁に3つの指輪を遺した。翡翠は章子さんに、真珠は鉄之介の嫁に(って院長先生が仰ったんだよお。小雪さんと呼んであげて)渡された。
お母さんは「オパールは虎之介のお嫁さんに」と言っていたそうだ。
オパールは、なんとなく新に似合っているような気がする。
一方、古山母娘は会話が噛み合わないまま、結婚式当日を迎えることとなった。
結婚式当日の朝。身支度にてんやわんや。
付き添いの広道もノリノリ
十七子「おはようございます。広道氏まだいます?」
「いますよお」
「千歳飴2袋、OK!」
広道のキャラがよくわからんw
とにかく十七子と一緒にいると妙にテンションが高いように見えるのである。
惚れた腫れたという色恋方面というよりも、気の合う者同士で意気投合しているような雰囲気。それもまた人と人の相性なのでしょう。先行きは明るいぞ。
最後の最後でようやく素直になれた古山母娘。
「結婚したってね、お嫁にいったってね、わたしお母ちゃんの娘だからね。娘に変わりないんだから」
虎先生が迎えに来た。
「ふつつかな娘ですけれども、よろしくお願いいたします」
「僕もこんな人間ですけど一生懸命やりますから安心してください」
新を送り出した途端、部屋に戻り泣き崩れるお母ちゃん
アングル止めて!
なにこの悲愴感!!
敢えてゲスな言い方をすると、虎先生は最優良物件ですよ。ご近所で幼なじみで姑はいなくて堅い仕事でハンサムで娘を心底好いていて、想い想われて嫁に請われて、これ以上の良縁はありえない!
まあ、母が娘を思う気持ちはそういう問題じゃないって言われそうですけどさ。
院長先生にも思うところはあり。
最後に送り出す息子だからか、鉄之介の結婚のときよりも大分しんみりした雰囲気。
章子さんが折り詰めが届いたことを知らせに来た。お義母様のご仏壇に一つお供えしてもよろしいでしょうか、と尋ねた後に
「恐れ入りますけど、お義父様からお供えしてくださいます? その方が……」
さすが章子さん。きめ細やかな気遣いだ。
「そうだね、そうしよう。虎之介の結婚は母さんも心配していたことだろうからね」
ちょっと、どういうことよ!?
どうして結婚を心配されちゃっているわけ!? どうしたのよ、虎先生は。草葉の陰からという意味かもしれないけど!
虎先生のお母さんについて番組中で明示されたのは、着物が似合う、小雪さんよりは大柄、鉄之介は母の顔を覚えていない、くらいだと思う。
もしかしたら虎先生が新と出会った頃にはご存命だったのかも。それならオパールは虎之介のお嫁さんに、も感慨ひとしおだなあ。
お詣りは無事に済ませたが
結婚写真がおかしなことになってるぞ!
5年後でも10年後でも子どもに笑われればいいさ。
婚姻届けを提出しに区役所に行くのに、紋付き袴のままではみっともないと、虎先生と広道が衣装チェンジ。
虎先生には広道のスーツがツンツルテンで、虎先生の手足の長さを主張してるわ。
新と虎先生は白衣に着替えて十病院のロビーへ。
拍手で迎えられる2人。
つづく