『ありがとう(第2シリーズ)』の感想-番外-まー坊と大人たち

2016/5/8 日曜日 - 16:54:21 タグ:

鉄之介が結婚、虎之介に縁談、龍之介に三行半と、十3兄弟の人生が動きだしました。そこで、こういう観点で見るのも面白いかもなー、と考えたことをダラダラ書きます。

十家は初回と最終回で家族構成が大きく変わりました。
はじまりは院長、龍之介、虎之介、鉄之介、まー坊の男所帯でした。家政婦のきみさんは女性ですが、序盤は発言も控えめです。
話が進むにつれて、まず鉄之介が結婚して十家を出ます。章子が龍之介と復縁して十家に帰ってきます。虎之介が結婚して新が十家に加わりました。
この家族の移り変わりをまー坊と絡めて見てみると、興味深いことがあります。
まー坊と一緒にいるのは誰か? です。

まー坊が一番大好きなのはママ(章子)です。しかし別居しているのでいつも一緒にはいられません。
最初にまー坊と一緒にいたのは鉄之介でした。それはもう、院長に「まるで鉄之介がまー坊の父親のようだ」と言われるほど。まー坊は幼稚園児でお世話も必要でした。
まー坊が小学生になり、鉄之介には想い人(小雪さん)が現れます。鉄之介は小雪さんと結婚することに一生懸命で、結婚してからは夫婦の生活が最優先になりました。

鉄之介が去り、次にまー坊と一緒にいたのは虎先生です。まー坊の機動力も上がったので、虎先生の行くところに何かとついてきます。しかし虎先生と新くんが恋人同士になってからは虎先生は少々迷惑顔。まー坊も「虎兄さん変だよ。前はどこにでもつれていってくれたのに」と異変を感じてます。

虎先生と新くんが結婚してからは、まー坊は新くんに懐きます。虎先生はまー坊を露骨に邪魔者扱いします。虎先生のキレっぷりが大人げなくかなりコミカルです。おそらく極端にコミカルにして笑いに昇華させる必要があったのだと思います。甥っ子を邪魔者にするって、いたたまれなくなる話だと思うんですよ。

まー坊が最後に辿り着いた大人は新。今までお母ちゃんや虎先生に守られていた新くんにとって、まー坊は初めての庇護する対象です。虎先生にやっかまれながら、上手いことやっていけたらいいなあと思います。
まー坊が新くんから離れるのは、虎先生と新くんの間にベビー誕生のときでしょうか(ベビーって言い方は小っ恥ずかしいんですけど、虎先生が「ベビー」って言ってたからさあ)。

大人の都合で渡り歩いているまー坊が不憫に思えたり、逆に周囲に愛情を注いでくれる人がたくさんいるといえるとも思えたり。

最終回を知ると、まー坊は両親の愛情不足で荒れる可能性がありますからねえ(両親の不仲ではなく、仲良すぎて)。
龍之介が俺の都合で子どもを可愛がったり放ったりする典型的な「昭和の親父」で、まー坊は反抗期に大暴れするんじゃないかなあ。それもまた家族。

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