『ありがとう(第1シリーズ)』の感想-第10回-

2016/2/27 土曜日 - 23:55:01 タグ:

第10回
『誤解は続くよいつまでも』
 
 
進矢と比奈子が今秋に結婚するという誤解が周囲は解けつつあるのに、勝も知ったのに、なぜか光の耳にだけは入らない。
おかしいでしょ。不自然すぎるでしょ。この家はベラベラベラベラ話をするわりに何なんだろうね。

荒れ狂ってる光を、進矢が気遣っても「ゴマすり野郎」呼ばわりされる。
1001
進矢がこんなにデレデレ笑うのは光ちゃんに対してだけなんだから、光ちゃん気づいてあげて。
しかし、進矢はいつも光に笑いかけているから、光視点では「いっつもヘラヘラ笑いやがっている脳天気野郎」に見えているのかもしれない。
しかも現時点では「近々他の女と結婚するくせに」だ。

進矢も光の不機嫌の原因が誤解だと気づけばねえ。ヤキモチやきまくってるだけなんだから。
進矢の中では偽婚約の件は前回で解決済みだから、よもや光が誤解しっぱなしとは思いも寄らないのかな。
気の毒なことだ。

光と進矢がケンカする(実際は光が一方的に荒れているだけ)のを、園長らは無責任に「前世は犬と猿だったんじゃないか」なんて言っちゃって。だからそもそもの発端はおまえらのでまかせだっつーの!!
 
 
納豆にかける生卵を取りに行った進矢を、光が手酷くあしらったあと

1002
「どうぞ。ゆで玉子」

1003
「あ!生卵じゃないかこれ!」

生卵を取りに行ったのに、ゆで卵をもってきて、さらにゆで卵は生卵だったという。
悪質だ。

翌朝、さすがに自分でも反省したのか、園長の靴を磨く光。
1004
ついでに進矢の靴磨きも頼まれる。まだ誤解しっぱなしなので、光はケッて感じ。

1005
「このボロさ加減。ひどいねー。磨きようがないよ。こんなの安物だよ」

ひどいのは光だ。これは誤解をしているかどうかの問題じゃない。
靴がボロいのは警察の仕事で歩き回っているからでしょうが。
亡き父は警察官で、自分も警察官でありながら、そんなことにも気づかないのか。
こういう光の思慮の浅さは、今後もちょいちょい出てきてイラッとくる。
このドラマは光の成長物語でもあるみたいなので敢えて幼く描いているのだろうが、スタート地点が低すぎる。もう10回目だし(全30回)。

釘が出ているのを見つけて、もう少し引っ張り出せば靴下が破れそうだと、細工をした。
ヤキモチ故にしても、いたずらの限度を超えている。
靴下が破ける程度で済むのか。釘だぞ釘。一歩間違えばケガするだろが。
結果として進矢はケガはしなかったけど、この性根が腐った行動は腹立たしい。
光はこんなに性格悪くて、進矢は光のどこがいいんだ、と思いたくないのに。
 
 
靴の踵に釘を細工されていることも知らず、進矢は光に靴磨きの礼を言う。
1006
ところが光は、進矢の「どうも悪かったな」という言葉尻を捕まえて「どうも悪かったなんて日本語あるの?」だの「どうもどうもって意味がわからない」とかネチネチネチネチ。
乱暴で粘着質か。さっさと進矢をバーンと投げてスッキリしなさいよ。
 
 
進矢は光のイライラネチネチの原因を知らない。

1007
「実は僕、来月初めから刑事2課にまわされることになったんだ」
2課の担当は殺人、強盗、空き巣、窃盗、放火、婦女暴行。勤務時間も不定になる。

1008
「今月中に映画でも見に行かないか。ロードショーおごるよ」

1009
「どうしてあたしがあんたとロードショーに行かなきゃいけないの?」
「嫌かい?」
「お門違いでしょ。誰かさんと間違ってるんじゃないの?」
「そう?」
「一昨日おいでだ」

進矢を残して光はスタスタ1人でご出勤。

「あいつ、ホントに俺のこと嫌いなんじゃないかな」

光は、進矢が他の女と結婚すると誤解したままだからねえ。
ただ映画に一緒に行くのを「嫌だ」とは言えなかったんだよね。「お門違い」と言うのが精一杯の皮肉だったのかな。
比奈子の名前を出せればよかったのにね。婚約をご破算にする勇気はないんだな。居候で不義理も果たせないだろう。
 
 
光と次代がパトロール中にナンパされた。ナンパしてきたのは、なんと若き日の西田敏行(右端)。
1010
 
 
閑話休題。
進矢は勝に光のことを尋ねる。

1011
「光くん、ここんとこおかしくないですか?感情的にすごくムラがあるようですけど」
「あの子、昔からそういうところがあるんです」
「何かあったんじゃないですか?」
「何かって別に……」

おいおいおいおいおいおい。しっかりしてくれよ、勝さんよお。
『あの子の性格』で片づけないでくれよ。何かあっただろお!?
貴方が光と進矢の誤解を解いてやらないでどうするよ。
光が進矢と比奈子が結婚すると思い込んでいることを知っているのは貴方だけだし、進矢がそのことに気づいていないのを知っているのも貴方だけなのよ。
日ごろ偉そうに親だ親だと言っているくせに、全然わかってないでやんの。

結局、進矢と勝は光は仕事で疲れている。
という、明後日の方向のしょうもない結論を出してしまった。

1012
「早くお嫁にやったほうがいいんじゃないかなって、ちょっと思っただけで。気にしないで下さいね」

やったほうがいいなんて他人事みたいに言うと、また余計な誤解を招くぞ。
僕にくださいって言いなさいって。そのつもりなんでしょうが。
それにしても進矢さん、光に腹を立てるよりも心配するなんて大人だなあ。
 
 
とうとう、靴の細工がバレた。

1013
しかも光は謝りゃしない。進矢に君は強情だと言われれば、鬼のお勝の娘ですから、と返す。
どうして一言、「なによ。もうすぐ結婚するくせに」と言えないのか。たったそれだけで済むのに。
……それで済んじゃうからか。
 
 
 
光のあまりの根性曲がりっぷりに天罰くだれと思ってしまった。
けれど光に天罰がくだると、それ以上に進矢さんが酷い目に遭うような気がして仕方ない。

拍手する

コメントをどうぞ

XHTML:You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

スパム避けです。数式が成立する数字を入れて下さい。 * Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.