映画『ちょんまげぷりん』を見たよ

2010/9/17 金曜日 - 20:05:23

私が小説「ちょんまげぷりん」を知った当初、錦戸亮がジャニーズ事務所と知らなかった。
小説の存在と映画化を知ったのがほぼ同時で、その後、錦戸亮がジャニーズであると知り(私が認識しているのは嵐までだった)、
「うーん、ジャニーズかぁぁぁ」
(すみません)
と思ってしまった。
が、映画のサイトや小説の帯の写真を見る限り、何だかイイ感じなのである。
無骨っぽい雰囲気なのである。何だか見たくてウズウズしてきて、見てきました。

結果。スゲーよかったよ!安兵衛!!
安兵衛は丸鼻で冴えないおっさんのはずなんだけど、錦戸安兵衛もアリだ。錦戸が今風のイケメンに見えなかったからだ。
当然ブ男って意味ではない。前述のとおり無骨な感じで。声の張りも良かった。
やっべー、もっと早く見ておけば良かった。

っていうか、上映館が少なすぎる!!
千葉は市川妙典と千葉ニュータウンと銚子の3館だけって、どういうことだよ!?
この映画で不満があるとすれば、それだけだよ!
7月31日公開だったらしいから、私が気づくのが遅すぎただけか……。

 

この映画で、映像の方が面白い場面と、文章の方が面白い場面があるというのを知った。
たとえば、安兵衛が羽織袴にチョンマゲで現代のスーパーの前に、ぽつんと立っている場面。江戸から現代にタイムスリップした直後の場面だ。
セリフはなくても、説明がなくても、見ただけで吹き出した。
百聞(百文)は一見にしかず。

 

文字で見た方が面白かったのが、友也とポケモンカードで遊んでいる場面。

友也「いい?まずオレが1枚ひくでしょ」
安兵衛「で拙者は、この札に書いてある技をかけるのでござるか?」

小説を読み人目も憚らず吹き出した。
音声でセリフを聞くよりも字面が面白かった。

映像が向いていること、文章が向いていること、それぞれあるんだねえと思った次第である。

 

安兵衛の写真見たさにパンフレットを買ってしまった↓
パンフレット

西船橋駅で買ったぷりん↓
献上ぷりん
器が湯飲み。買ってから抹茶ソースがかかっていると知り、少々ガックリ。ノーマルなプリンが良かった。
よくよく思い出せば最寄り駅にモロゾフがあったというのに。
このときはもう、頭の中が「ぷりんぷりんぷりんぷりんぷりんぷりんぷりん」状態だったのだ。

エンディングを見ると、カットされた場面が多くあるようなので、DVDは是非完全版を出してもらいたい。
エンディングテーマが忌野清志郎だったのは……うーーーん……。←2010年9月25日訂正:3回見たら、イイ感じに聞こえてきました。

以下ネタバレ、原作と映画の一番大きな違い。

 

 

江戸時代に戻ってしまった安兵衛は後に時翔庵(和菓子屋)を営む。
その店は現代まで存在し、江戸阜凜(ぷりん)が名物となっている。
その江戸阜凜を友也とひろ子は食す。
違いは、この先。
原作は安兵衛の子孫が店を営んでいる。映画では安兵衛の子孫について言及がない。
原作には安兵衛の子孫がいる、つまり、安兵衛はひろ子ではない女性と夫婦(めおと)になり、子をなすのだ。そのエピソードは『ちょんまげぷりん2』で決定的に描かれる。
それを知りながら映画を見るのも感慨深い。

原作は、男と女の関係になる(エッチな意味ではない)一歩手前で寸止め状態だしね。安兵衛が子孫を残すのも不自然ではない。が、映画を見ると何とも言えない気分になるです。こういう、じーん、も割と好きだ。

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